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1/162024年12月に発表、2025年2月に発売された「ダンロップ・スポーツマックス ラックス」。パフォーマンス重視の「スポーツマックス」シリーズの製品でありながら、報道資料では「操縦安定性能と静粛性能を高次元で両立したプレミアムコンフォートタイヤ」と紹介されている。
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2/16試乗会場に展示されていた「スポーツマックス ラックス」。サイズラインナップは225/65R17 102Hから275/35R21 103W XLまでの全72種類で、オープン価格での販売となる。
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3/16住友ゴムは2025年1月に、米グッドイヤーから欧州・北米・オセアニア地域における四輪タイヤ製品としての「DUNLOP(ダンロップ)」の商標権を取得。東南アジアや西アジアの一部を除き、ダンロップの名のもとにグローバルに四輪タイヤの販売が可能となった。
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4/16まずは「メルセデス・ベンツGLC220d 4MATIC」で「スポーツマックス ラックス」の実力をチェック。装着タイヤサイズは前後同径の235/60R18 103Vだ。
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5/16サイドウォールに描かれた「SILENT CORE」のロゴ。特殊吸音スポンジを用いた「サイレントコア」は、2006年に初採用された住友ゴム独自の静音化技術だ。
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6/16「スポーツマックス ラックス」の内側に施された特殊吸音スポンジ。
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7/16トレッド面のデザインについては、中央3本のリブを構成するブロックと細溝が、ともに常に接地しているようパターンを設計。ブロックが路面をたたくことで発生するパターンノイズを低減している。技術者いわく「抜き足、差し足で歩いているところを想像してください」とのこと。
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8/16グルーブ(縦方向の主溝)内には「デュアルスロープ」と呼ばれるスロープ状の突起を設け、溝内の空気振動によって発生するパターンノイズを低減している。
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9/16「スポーツマックス ラックス」を装着した「メルセデス・ベンツGLC」を運転する筆者。今回の取材では、東京・豊洲や台場の一般道と、首都高速道路を中心に試乗を行った。
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10/16「スポーツマックス ラックス」には、通常はやや丸みを帯びているトレッド中央の断面形状を、よりフラットなものとした特殊なプロファイルが採用されている。これにより接地面を広くとり、旋回時にも高いグリップ力を確保するのだ。
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11/16ドライグリップ性能は確かなようで、コーナーで舵を切り増していってもきちんと曲がっていくのだが、そうした操作に対しての手応えの変化というか、インフォメーションがやや希薄な印象があった。
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12/16メーカー配布のサイズ表を見ると、ご覧のとおりすべてのサイズでウエットグリップ性能が最高評価の「a」を獲得している。関係者いわく、欧州などでは一日で天候の異なる地域を縦走するようなロングツーリングも珍しくはなく、そうしたマーケットへの導入を考えると、ウエット性能は妥協できないのだそうだ。
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13/16試乗会の後半では、先代の「メルセデス・ベンツE200」で「スポーツマックス ラックス」の走りをチェック。装着タイヤサイズは、前後同径の245/45R18 100W XLだった。
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14/16興味深かったのは、午前中の「GLC」での試乗のときとは、ステアインフォメーションや乗り心地が違って感じられたこと。タイヤサイズの違いによるものか、試乗車の違いによるものか……。「Eクラス」に装着されたタイヤはXL規格だったので、それも影響しているのかもしれない。
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15/16「スポーツマックス ラックス」のサイドウォールに施された、住友ゴム独自の「EV適応マーク」。バッテリーの寿命に影響する転がり抵抗性能や、重い車重に負けない耐荷重および耐摩耗性能など、EVがタイヤに求める必要条件をすべて満たしている製品にのみ刻印されるマークだ。
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16/16新技術の導入に、新製品の発売、そして新たな経営戦略の発表と、最近多くの話題を振りまいている住友ゴム/ダンロップ。各製品の仕上がりはもちろん、彼らの次なる一手にも注目である。

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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