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2/18トライアンフがラインナップする「タイガー」シリーズのニューモデル「タイガースポーツ800」。既出の「タイガースポーツ660」をベースとした、800ccクラスのアドベンチャーツアラーだ。
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3/18メーター等の役割を担う、カラースクリーン付きのLCDマルチファンクションディスプレイ。携帯端末とのコネクト機能を備えており、Bluetooth通信を介してターンバイターンナビゲーションや電話、音楽再生などの機能が利用できる。
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4/18排気量797ccの並列3気筒エンジン。「ストリートトリプル」由来の高性能ユニットで、最大トルクの90%を中回転域で発生させられる、フレキシブルな特性を備えている。
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5/182021年登場の「タイガースポーツ660」。660ccの3気筒エンジンを搭載した、ミドルクラスのアドベンチャーツアラーだ。
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6/18フロントカウルには高さの調整が可能なウインドスクリーンを装備。操作は手動で、85mmほどの可動域を持つ。
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7/18シート高は「タイガースポーツ660/800」ともに835mmと、このジャンルのモデルらしく高め。ただし車体、シート形状ともにスリムで、かつ車重も軽いので、意外に足つき性はよく、取り回しもしやすかった。
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8/18今回の一部改良ではクルーズコントロールや、シフトアップ/ダウンの両方で使用可能なクイックシフターを新たに採用。装備の拡充が図られている。
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9/18燃料タンクの容量は、「660」が17リッター、「800」が18リッター。660のカタログ燃費は4.7リッター/100kmとされているので、一回の給油で350km超の距離を走れる計算になる。
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10/18車体の設計は基本的に「660」も「800」(写真)も共通。サスペンションも同様で、ともに前がφ41mmのショーワ製倒立式セパレートファンクションカートリッジフォーク、後ろが同じくショーワ製モノショックRSUとなっている。タイヤは前:120/70R17、後ろ:150/55R17サイズの「ミシュラン・ロード5」だ。
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11/18今回の改良では、「660」のライディングモードに「スポーツ」が追加され、モードの数は「スポーツ/ロード/レイン」の3種類に。「800」にも同様のライディングモードセレクターが採用されている。
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12/18「660」と「800」(写真)の足まわりで、ひとつ大きく異なるのがフロントブレーキ。ともにφ310mmのツインディスクを備えるが、前者では2ピストンのスライディングキャリパーが、後者では4ピストンラジアルキャリパーが組み合わされる。
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13/18エンジンの違いにより、キャラクターが大きく異なっていた「タイガースポーツ660/800」。たしかに価格差はあるが、ぜひ実際に乗り比べて、自分に合うほうを選んでほしい。
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14/18トライアンフ・タイガースポーツ660
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16/18トライアンフ・タイガースポーツ800
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森口 将之
モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。ヒストリックカーから自動運転車まで、さらにはモーターサイクルに自転車、公共交通、そして道路と、モビリティーにまつわる全般を分け隔てなく取材し、さまざまなメディアを通して発信する。グッドデザイン賞の審査委員を長年務めている関係もあり、デザインへの造詣も深い。プライベートではフランスおよびフランス車をこよなく愛しており、現在の所有車はルノーの「アヴァンタイム」と「トゥインゴ」。
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