-
1/6F1ドライバーとして5年目、角田裕毅(写真)がついにトップチームであるレッドブルのシートを射止めた。4月4日に開幕するF1第3戦日本GPで初陣を飾るという、またとないチャンス到来である。
-
2/6日本GP仕様のカラーリングをまとった「レッドブルRB21」。今季限りでパートナーシップを解消するパワーユニットメーカー、ホンダへの感謝を込めて、60年前にホンダがF1で初優勝した「RA272」へのオマージュだという。
-
3/6レッドブルでマックス・フェルスタッペンの僚友となったドライバーは、その独特のマシン特性から苦戦を強いられることが度々起きている。2019年にレッドブルに昇格したピエール・ガスリー(写真)もそのひとりで、シーズン半ばにトロロッソ(現レーシングブルズ)に降格。しかし、ジュニアチームで参戦を続けていた2020年イタリアGPで劇的な初優勝を飾ったのだから、人生は何が起こるかわからない。2023年からはアルピーヌに新天地を求め、同チームで活躍中。
-
4/62019年半ばから2020年最終戦までフェルスタッペン(写真左)のチームメイトだったアレクサンダー・アルボン(同右)。フェルスタッペンのドライビングを「感度が最高のマウス」と称し、極めてシャープな乗り味のレッドブルと、フェルスタッペンの高度なテクニックを目の当たりにしたという。2022年にはウィリアムズに移籍し、シュアなドライビングでポイントを稼ぐ中堅ドライバーの地位を確立している。
-
5/6今シーズンの第2戦中国GPでレーシングブルズをドライブする角田(写真前)。開幕戦オーストラリアGP、中国GPと予選では連続してトップ10内に入り、中団勢随一の速さを見せている。次の日本GPではGP参戦90戦目と大台目前。日本人ドライバーとしては、片山右京が保持している最多出場記録95戦を抜くことがほぼ確実視されている。
-
6/6レイトブレーキングによる豪快なコーナリングが持ち味の角田。すでにレーシングブルズで速さと安定感は実証済みである。ピーキーで扱いづらいとされるレッドブルのマシンの経験はほとんどなく、ぶっつけ本番という厳しい状況での戦いとなるが、虚心坦懐(たんかい)で臨めば、必ず道は開ける。

柄谷 悠人
デイリーコラムの新着記事
-
米国に130億ドルの巨額投資! 苦境に立つステランティスはこれで再起するのか? 2025.10.31 ジープやクライスラーなどのブランドを擁するステランティスが、米国に130億ドルの投資をすると発表。彼らはなぜ、世界有数の巨大市場でこれほどのテコ入れを迫られることになったのか? 北米市場の現状から、巨大自動車グループの再起の可能性を探る。
-
なぜ“原付チャリ”の排気量リミットは50ccから125ccになったのか? 2025.10.30 “原チャリ”として知られてきた小排気量バイクの区分けが、2025年11月生産の車両から変わる。なぜ制度は変わったのか? 新基準がわれわれユーザーにもたらすメリットは? ホンダの新型バイク発売を機に考える。
-
クロスドメイン統合制御で車両挙動が激変 Astemoの最新技術を実車で試す 2025.10.29 日本の3大サプライヤーのひとつであるAstemoの最先端技術を体験。駆動から制動、操舵までを一手に引き受けるAstemoの強みは、これらをソフトウエアで統合制御できることだ。実車に装着してテストコースを走った印象をお届けする。
-
デビューから12年でさらなる改良モデルが登場! 3代目「レクサスIS」の“熟れ具合”を検証する 2025.10.27 国産スポーツセダンでは異例の“12年モノ”となる「レクサスIS」。長寿の秘密はどこにある? 素性の良さなのか、メーカー都合なのか、それとも世界的な潮流なのか。その商品力と将来性について識者が論じる。
-
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方 2025.10.24 「2035年にエンジン車の新車販売を実質的に禁止する」というEUに、ドイツが明確に反旗を翻した。欧州随一の自動車大国が「エンジン車禁止の撤廃に向けてあらゆる手段をとる」と表明した格好だが、BEVの普及にはどんな影響があるのか?
新着記事
-
NEW
これがおすすめ! 東4ホールの展示:ここが日本の最前線だ【ジャパンモビリティショー2025】
2025.11.1これがおすすめ!「ジャパンモビリティショー2025」でwebCGほったの心を奪ったのは、東4ホールの展示である。ずいぶんおおざっぱな“おすすめ”だが、そこにはホンダとスズキとカワサキという、身近なモビリティーメーカーが切り開く日本の未来が広がっているのだ。 -
NEW
第850回:10年後の未来を見に行こう! 「Tokyo Future Tour 2035」体験記
2025.11.1エディターから一言「ジャパンモビリティショー2025」の会場のなかでも、ひときわ異彩を放っているエリアといえば「Tokyo Future Tour 2035」だ。「2035年の未来を体験できる」という企画展示のなかでもおすすめのコーナーを、技術ジャーナリストの林 愛子氏がリポートする。 -
NEW
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】
2025.11.1試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。 -
小粒でも元気! 排気量の小さな名車特集
2025.11.1日刊!名車列伝自動車の環境性能を高めるべく、パワーユニットの電動化やダウンサイジングが進められています。では、過去にはどんな小排気量モデルがあったでしょうか? 往年の名車をチェックしてみましょう。 -
これがおすすめ! マツダ・ビジョンXコンパクト:未来の「マツダ2」に期待が高まる【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.31これがおすすめ!ジャパンモビリティショー2025でwebCG編集部の櫻井が注目したのは「マツダ・ビジョンXコンパクト」である。単なるコンセプトカーとしてみるのではなく、次期「マツダ2」のプレビューかも? と考えると、大いに期待したくなるのだ。 -
これがおすすめ! ツナグルマ:未来の山車はモーターアシスト付き【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.31これがおすすめ!フリーランサー河村康彦がジャパンモビリティショー2025で注目したのは、6輪車でもはたまたパーソナルモビリティーでもない未来の山車(だし)。なんと、少人数でも引けるモーターアシスト付きの「TSUNAGURUMA(ツナグルマ)」だ。
注目の記事
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合
-
日産が新型「エルグランド」を発表 「プレミアムミニバンを再創出」と意気込む【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.29 自動車ニュース -
日産が「エルグランド」とともに新型「パトロール」の国内導入を発表【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.29 自動車ニュース -
トヨタが次世代の「カローラ」を公開 レクサスの6輪ミニバンや新しいセンチュリーも発表【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.29 自動車ニュース -
デビューから12年でさらなる改良モデルが登場! 3代目「レクサスIS」の“熟れ具合”を検証する 2025.10.27 デイリーコラム -
三菱がミニバン「デリカD:5」の大幅改良モデルを発表【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.29 自動車ニュース
