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2/21今回は中東仕様の7代目「日産パトロール」をドライブ。北米では「アルマーダ」の名で販売されている。ここでは上から2番目に位置づけられる「LEチタニウム」グレードを紹介する。
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3/21ボディーのスリーサイズは5350×2030×1955mmで、ホイールベースは3075mm。もちろん国産車では最大級であり、長さはピックアップトラックの「トヨタ・ハイラックス」「三菱トライトン」とほぼ同じ。
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4/21もはや「V」らしさはどこにもないが、フロントまわりは日産独自のデザインコンセプト「Vモーション」の最新進化系とされている。ボンネットの高さは成人男性の胸くらいにまで達する。
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5/2120インチのタイヤ&ホイールが小さく見えるクルマはそうそうない。この試乗車は横浜のM+Sタイヤ「ジオランダーX-CV」を履いていた。
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6/21エンジンは「キングオブデザート」を目指すべく新開発したという3.5リッターV6ツインターボのVR35DDTTユニット。最高出力425PS、最大トルク700N・mを発生する。
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7/21ダッシュボードは14.3インチのディスプレイを2つ並べた豪華なしつらえだ。センタートンネルの幅は30cm近くある。
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8/21着座位置は相応に高く、ボンネットの両端まできれいに見渡せる。シートにはダイヤモンドパターンが深く刻まれており、座っても確かに厚みが感じられる。
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9/212列目シートは足元が広いのはもちろんだが、開放感がすごい。ボディーが大きいので分かりづらいがウィンドウエリアが広大で、頭上には巨大なガラスサンルーフが広がっている。
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10/21定員の3人は難しそうだが、3列目シートも大人2人がきちんと座れるだけの広さがある。シートサイズは日本のミニバン並みだ。
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11/21従来型よりも曲げ剛性が57%、ねじり剛性が40%アップしたという新開発のラダーフレームを採用。足まわりは前後とも独立懸架のダブルウイッシュボーンで、揺さぶられ感のない乗り心地が素晴らしい。
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12/21シフトセレクターはプッシュボタン式。その周囲にドライブモードセレクターやトランスファーの切り替えスイッチ等が機能的に配置されている。
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13/21ステアリングホイールはきれいな正円型。タッチスイッチ式のステアリングスイッチは日産の国内向けラインナップでは見たことがない新機軸だ。
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14/213列目シートは電動で床と一体に格納される。その際のラゲッジスペースはご覧のとおり。
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15/21上位グレードの「LEプラチナム シティー」はエアサスを、試乗車の「LEチタニウム」はコイルサスを装備。どちらも電子制御式の可変ダンパーを使っている。
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16/21ボディーが大きいだけに先進のカメラシステムは必須だ(この機能は「LEプラチナムシティー」で撮影)。前後左右に斜めを加えた全8方向からの見下ろし映像を映し出せる。
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17/21これは「インビジブルフードビュー」と呼ばれる、車両の真下を映し出すモード(合成映像)。オフロード走行だけでなく、駐車操作時にも積極的に使いたい。
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18/21これは「ウルトラワイドビュー」機能。フロントの左右を2つのディスプレイにまたがって映し出しており(1画面でもできる)、交差点での合流時などに役立つことだろう。
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19/21新型「パトロール」が魅力的な大型SUVなのは間違いないが、サイズがサイズだけに、仮に国内発売が決定しても駐車スペースや生活環境を考慮したうえでオーダーを。「やっちゃえ!」は危険だ。
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20/21日産パトロールLEチタニウム
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21/21

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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