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1/141968年からのイタルデザインの活動をまとめた新刊『Italdesign : Engineers of Ideas』。
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2/142025年6月1日に、東京の代官山 蔦屋書店で行われた『Italdesign : Engineers of Ideas』の発売イベントの様子。
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3/14イタルデザインの広報部長を務めるフランコ・ベイ氏。イタルデザインの創業者であるジョルジェット・ジウジアーロ氏は、2015年に同社を去っているが、いまも関係は良好とのこと。現在、ジウジアーロ氏が主導しているGFGスタイルは、イタルデザインの本社からクルマで10分の“ご近所”にあり、いまもちょくちょくあいさつしていると教えてくれた。
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4/14駐車場にはイタルデザインが意匠を手がけた歴代の名車がズラリ。「ランチア・デルタ」に「デロリアンDMC12」「スバル・アルシオーネSVX」の姿も。
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5/14会場には貴重な「日産GT-R50 by Italdesign」の姿も。イタルデザインの創業50周年と「日産スカイラインGT-R」の誕生50周年に合わせて企画されたモデルで、2019年から2020年にかけて、50台が限定生産・販売された。価格は90万ユーロから、当時の為替で約1億1700万円からとされていた。
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6/14中東およびアジアにおけるビジネス開発マネジャーを務める、アンドレア・ポルタ氏。愛車はFD型の「マツダRX-7」という、筋金入りの日本車好きだ。
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7/14発表会において、日本メーカーとのコラボレーションの歴史を語るベイ氏とポルタ氏。モニターにはいすゞと共同開発したコンセプトカー「アッソ・ディ・フィオーリ」のスケッチと車両製作の様子が映されている。
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8/14プレゼン会場には、2017年から日産のグローバルデザインを統括しているアルフォンソ・アルバイサ氏の姿も。
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9/14発表会の駐車場より、「アッソ・ディ・フィオーリ」をベースとした市販モデルの「いすゞ・ピアッツァ」。いすゞのクルマでは、「117クーペ」も大集合していた。
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10/14ワイングラス「Alta Langa Terra」を手に、イタルデザインのフィロソフィーを説明するフィオレンツォ・ピラッチ氏。自動車以外のプロダクトにおける、ビジネス開発を担う人物だ。
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11/14会場には、イタルデザインとニコンが共同開発したカメラ「F4」「F5」「D3」や、開発途中でのモックアップも展示。ボディーの“にぎり”をデザイン性に結びつけたその造形は、いまや一眼レフカメラの主流となっている。
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12/14こちらもイタルデザインと日本メーカーとのコラボ例として有名な、セイコーの腕時計。写真向かって右の4本が1982年および2014年の「スピードマスター」。同左端が、2025年の復刻版「マッキナ・スポルティーバ」。
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13/14よく見れば、プレゼンテーションエリアの椅子も、イタルデザインが手がけたオカムラのチェアだった。
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14/14『Italdesign : Engineers of Ideas』は、洋書を取り扱う大手書店にて販売されている。価格は税込みで1万2100円だ。

大谷 達也
自動車ライター。大学卒業後、電機メーカーの研究所にエンジニアとして勤務。1990年に自動車雑誌『CAR GRAPHIC』の編集部員へと転身。同誌副編集長に就任した後、2010年に退職し、フリーランスの自動車ライターとなる。現在はラグジュアリーカーを中心に軽自動車まで幅広く取材。先端技術やモータースポーツ関連の原稿執筆も数多く手がける。2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考員、日本自動車ジャーナリスト協会会員、日本モータースポーツ記者会会員。
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