40枚の写真で解説する新型「三菱デリカミニ」
2025.08.22 画像・写真三菱が「デリカミニ」をフルモデルチェンジ。「もう? 出たばかりじゃん」と思われるかもしれないが、初代の発売は2023年と、まさに出たばかり。だからこそ徹底した改良が施されており、アウトドア向けのイメージはそのままにデザインも機能も大幅な進化を遂げている。新型の詳細を写真とともに解説する。
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1/40初代の誕生からわずか2年余りでフルモデルチェンジした「三菱デリカミニ」。2025年秋の発売が予定されている。
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2/40フロントピラーの上端を前に10cm移動したことでより伸びやかなスタイリングになった。撮影車のボディーカラーは新規設定されたツートンの「サンドベージュ/ブラック」。
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3/40ショックアブソーバーには乗り心地とライントレース性を高次元で両立したというカヤバの「プロスムース」を採用している。
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4/40フロントマスクは先代のイメージそのままだが、ヘッドランプシグネチャーが大きくなり、ボンネットとグリルの境界線がより水平に近くなった。少し優し気な印象に変わっている。
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5/40ボンネットは左右がふくらんだ立体的な造形に変わっている。
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6/40先代モデルでは中央部のみだったスキッドプレートは、バンパーの下部を全面的にカバー。表情は優し気になりつつもタフな感じがアップしている。
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7/40リアのスキッドプレートも上下左右に大型化。4つのソナーがリベット留めのような効果を生み出している。
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8/40ブロックモチーフのリアコンビランプは夜間の視認性向上に寄与するという。
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9/40先代モデルではシルバーのガーニッシュ上に刻まれていたリアの「DELICA mini」ロゴはボディー同色に変更。サイズに制約があるなかで周囲を立体的な造形にしているのがすごい。
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10/404WDモデルにはトレッキングシューズがモチーフのアルミホイールを装備。確かにスポークの部分が靴底のようになっている。
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11/40このブラック×カーキのインテリアカラーはプレミアムグレード用(スタンダード向けはブラック×アイボリー)。メーターとインフォテインメント用のスクリーンが並んだダッシュボードは軽自動車らしからぬぜいたくな装備だ。
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12/40ステアリングホイールは2本スポークタイプ。ステアリングヒーターを採用している(シートヒーターも)。
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13/40シフトセレクターの左には立派なドライブモードセレクトダイヤルが備わる。周囲にピアノブラックのパネルをぜいたくに使用しているため、カメラマンが映り込んでしまっている。
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14/40助手席前方の大型トレイはアシストグリップを兼ねている。「DELICA mini」のロゴに加えてステッチ調の加工が施される。
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15/40センターコンソールの下部には2つのUSBタイプCポートとHDMIポートが備わっている。
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16/40センターコンソールには引き出し式のカップホルダーを装備。手前側にスリットがあり、スマートフォンを差し込めるようになっている。
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17/40メーターパネルの後方にはアッパーボックスが備わっている。
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18/40助手席前方の引き出し収納はティッシュ箱が収まるサイズ。3カ所に設定可能な仕切り板で内部を分割して使える。
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19/40ドアのインナーパネルには網目調の装飾があしらわれている。
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20/40メーター用スクリーンのサイズは7インチ。解像度が高く、グラフィックもモダンでいい感じだ。
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21/4012.3インチのタッチスクリーンにはGoogleのインフォテインメントシステムを搭載。会話のように呼びかけることでエアコンなどの操作ができる。
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22/40スマートフォンを接続しなくても「Googleマップ」が使える。もちろん目的地入力は音声操作でできる。
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23/40「Googleストア」経由で各種アプリの追加が可能。停車時には「YouTube」の動画も楽しめる。
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24/40始動時にはシグネチャーランプのアニメーションが迎えてくれる。
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25/40三菱では初採用の3Dマルチアラウンドモニター。右画面にある8つのカメラアイコンのなかから選び、好みの方向からの映像を映し出せる。
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26/40これは合成によって車両の下が透けているかのように見えるフロントアンダーフロアビュー。機械式洗車機の利用時などにありがたい。
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27/40これはフロントの左右をワイドな映像で確認できるノーズパノラマビュー。見通しの悪い交差点での合流などで役立つことだろう。
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28/40これは前方と左右の3つの映像を組み合わせている。
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29/40もちろん普通の360度カメラ映像も見られる。これだけあれば運転に不慣れな人でも心強いはずだ。
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30/40シート表皮にははっ水加工が施される。ブロック状のキルティング加工はプレミアムグレード専用だ。
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31/40後席は先代モデルよりも座面長が拡大。座った際の沈み込みが大きく、フラットに見えても掛け心地はなかなかよい。
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32/40後席は左右個別に320mmの前後スライドとリクライニングが可能。一番前に設定しても十分に広い。
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33/40後席を一番後ろに固定した場合の荷室。樹脂製のラゲッジボードとPVC製のシートバックでアウトドアアクティビティーも万全だ。
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34/40後席を一番前に設定したところ。壁面には片側3個ずつのラゲッジフックが備わっている。
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35/40ドライブモードを切り替えるとメータースクリーンにアニメーションが表示される。これはエンジンレスポンスとシフトマップが最もハードになる「パワー」モード。
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36/40「エコ」モードではエンジンレスポンスとシフトマップが最も穏やかになる。
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37/40「ノーマル」モードではすべてのパラメーターが中庸になる。基本のモードなので当然といえば当然だ。
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38/40「グラベル」モードではエンジンレスポンスとシフトマップ、ブレーキLSDのレスポンスが最もハードになる一方で、トラクションコントロールの介入は遅くなる。
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39/40「スノー」モードではエンジンレスポンスとシフトマップが穏やかになり、トラクションコントロールのレスポンスはマックスになる。
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40/40写真左が新型で、右が従来型。