-
1/82013年5月デビュー当時の3代目「レクサスIS」。ISとしては初めてハイブリッドモデルがラインナップされ、スポーティーグレード「Fスポーツ」も幅広く設定された。
-
2/8いよいよフルモデルチェンジかと思いきや、2020年に登場したのは3代目の大幅改良モデル。ただし、その変更ポイントは見た目から骨格にまでおよぶ“刷新”というべき大がかりなものだった。
-
3/82020年の大幅改良実施時、説明用に展示された「IS」のベアシャシー。構造用接着剤やスポット溶接を見直すことで、重量を増加させることなく剛性を高めたという。ラジエーターサポートサイドやCピラーインナー(写真で青く塗られた部分)は、特に強化が図られたポイントとされている。
-
4/8本文でも触れた、ホイール締結用のパーツ。写真奥の銀色のものが、マイナーチェンジ前まで使われていたスタッドボルトとハブナットで、改良を機にハブボルト(同手前/黒いパーツ)のみに変更された。一台分で約1kgのバネ下重量軽減を実現するとともに、締め付けトルクを20%高めることにより、操舵フィールも向上させている。
-
5/82020年以降の改良型「IS」は、低く構えたグリルまわりとそれに合わせて下げられたサイドのキャラクターライン、張り出した前後フェンダー、L字モチーフの一文字型リアコンビランプなど、スポーティーさを強調したルックスも大きな特徴だ。
-
レクサス IS の中古車webCG中古車検索
-
6/82025年9月には2020年以来2度目となる大幅改良モデルが発表された。開発キーワードはずばり「熟成」で、「ドライバーがクルマと対話できる気持ちのよい走り」と「アグレッシブでスポーティーなデザイン」を今まで以上に追求したという。
-
7/82026年モデルの「レクサスIS」には、従来の4倍以上の減衰力応答性を持つリニアソレノイド式AVS(可変サスペンション)を採用。車両挙動の安定化とショック低減の両立が図られた。
-
8/8インテリアについても、時代に合わせた進化が見られる。2026年モデルではマルチメディアシステムを刷新するとともに、運転席まわりが人間工学に基づいた機能レイアウトに変更されている。

石井 昌道
レクサス IS の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方 2025.10.24 「2035年にエンジン車の新車販売を実質的に禁止する」というEUに、ドイツが明確に反旗を翻した。欧州随一の自動車大国が「エンジン車禁止の撤廃に向けてあらゆる手段をとる」と表明した格好だが、BEVの普及にはどんな影響があるのか?
-
座ったままで移動できるホンダの「UNI-ONE(ユニワン)」でモビリティーが変わる? 2025.10.23 ホンダの着座型電動ハンズフリーパーソナルモビリティー「UNI-ONE(ユニワン)」の法人向け販売がスタートした。車いすやシニアカーとは異なるユニワンの特徴と、その使用によって広がるモビリティーの可能性について考えた。
-
開幕まで1週間! ジャパンモビリティショー2025の歩き方 2025.10.22 「ジャパンモビリティショー2025」の開幕が間近に迫っている。広大な会場にたくさんの展示物が並んでいるため、「見逃しがあったら……」と、今から夜も眠れない日々をお過ごしの方もおられるに違いない。ずばりショーの見どころをお伝えしよう。
-
トヨタ車はすべて“この顔”に!? 新定番「ハンマーヘッドデザイン」を考える 2025.10.20 “ハンマーヘッド”と呼ばれる特徴的なフロントデザインのトヨタ車が増えている。どうしてこのカタチが選ばれたのか? いずれはトヨタの全車種がこの顔になってしまうのか? 衝撃を受けた識者が、新たな定番デザインについて語る!
-
スバルのBEV戦略を大解剖! 4台の次世代モデルの全容と日本導入予定を解説する 2025.10.17 改良型「ソルテラ」に新型車「トレイルシーカー」と、ジャパンモビリティショーに2台の電気自動車(BEV)を出展すると発表したスバル。しかし、彼らの次世代BEVはこれだけではない。4台を数える将来のラインナップと、日本導入予定モデルの概要を解説する。
新着記事
-
NEW
メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス(4WD/9AT)【試乗記】
2025.10.27試乗記この妖しいグリーンに包まれた「メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス」をご覧いただきたい。実は最新のSクラスではカラーラインナップが一気に拡大。内装でも外装でも赤や青、黄色などが選べるようになっているのだ。浮世離れした世界の居心地を味わってみた。 -
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(後編)
2025.10.26思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル」に試乗。前編ではエンジンとトランスミッションの絶妙なハーモニーを絶賛した山野。続いてはワインディングロードでのハンドリング性能について語ってもらった。 -
アウディA6スポーツバックe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】
2025.10.25試乗記アウディの新しい電気自動車(BEV)「A6 e-tron」に試乗。新世代のBEV用プラットフォーム「PPE」を用いたサルーンは、いかなる走りを備えているのか? ハッチバックのRWDモデル「A6スポーツバックe-tronパフォーマンス」で確かめた。 -
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方
2025.10.24デイリーコラム「2035年にエンジン車の新車販売を実質的に禁止する」というEUに、ドイツが明確に反旗を翻した。欧州随一の自動車大国が「エンジン車禁止の撤廃に向けてあらゆる手段をとる」と表明した格好だが、BEVの普及にはどんな影響があるのか? -
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS
2025.10.23画像・写真本田技研工業は2025年10月23日、SUV「ホンダ・ヴェゼル」の新たなスポーティーグレード「ヴェゼルe:HEV RS」を発表した。専用のドレスアップが施された外装・内装を写真で紹介する。 -
伝統と革新に満ちたコンパクトカー「MINI COOPER 5-DOOR」で行こう!
2025.10.23進化したMINIのゴーカート・フィーリング<AD>世界中に熱狂的なファンを持つ、コンパクトな人気モデル「MINI」。なかでも5ドアの「MINIクーパー」は、今では主流といえるほど支持されている。どんなところが多くの人を引きつけるのか、試乗してその魅力を探った。






























