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1/102026年6月に発売された新型「日産キックス」は、メディア関係者の評判もよく、売れ行きも好調だという。このキックスをきっかけに日産の再建が軌道に乗り、今後も独自の技術やデザインをわれわれに提供してくれたらうれしい。今回は、車両本体価格が389万8400円の「G」グレード(FF車)に試乗した。
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2/10パワーユニットは、日本市場では初となる第3世代の「e-POWER」。最高出力98PS、最大トルク115N・mの発電に特化した1.4リッター直3エンジン「HR14DDe」に、最高出力143PS、最大トルク315N・mのモーターを組み合わせる。WLTCモードの燃費値は23.4km/リッター。
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3/10ボディーサイズは全長×全幅×全高=4365×1800×1615mm、ホイールベースは2655mm。エクステリアデザインは、「先進的で大胆な外観を採用し、力強く、アスリートのような、存在感のあるたたずまいを表現した」と紹介される。最低地上高は170mm。
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4/10フロントフェイスのデザインは、アメリカンフットボールのヘルメットに着想を得たという。水平基調のLEDヘッドランプとLEDデイタイムランニングランプに加えて、3本のLEDアクセントランプがワイド感を演出している。
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5/10インテリアの開発コンセプトは「モダンで開放的な居心地のよい空間」。インストゥルメントパネルやセンターコンソール、ドアトリムには、合皮やファブリック素材で仕立てたソフトマテリアルが採用される。見た目も触り心地も高級だ。
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6/10「G」グレードにはフロントワイドビューやインビジブルフードビュー、3Dビュー機能が備わる「インテリジェントアラウンドビューモニター」が標準で装備される。
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7/10車幅いっぱいにリアコンビランプを配置。それを組み込んだブラックのモールやグロスブラック塗装仕上げのバンパーが、ウィンドウ下のリアパネルをぐるりと取り囲む。実に個性的なデザインだ。
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8/10第3世代「e-POWER」は、ものすごく静かになった。もともと発電専用にチューニングされたガソリンエンジンはかかると不快な騒音と振動を発していたが、これほど静かになると、なぜかモーターの強力なトルクや、静かで滑らかな走行のありがたみも消えてしまった。うーむ。
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9/10メーターパネルのサイズは12.3インチで、これに同じく12.3インチのタッチ式センターディスプレイがつながる。「G」グレードでは、インストゥルメントパネルのアクセントカラーが上品なゴールドになっている。日産自慢の運転支援システム「プロパイロット」は、全車に標準で装備される。
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10/10今回「キックス」に試乗し、すべて快適かつ必要十分以上なんだけど、「なんか中途半端にゼイタクだな」という印象を覚えた。その反動からか、カーマニアの心に刺さりまくりの「スズキ・クロスビー」を購入しました。支払総額でもギリギリ300万円未満! 私にとって56台目の愛車。そして最後の一台のつもりです。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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