
【スペック】全長×全幅×全高=4070×1720×1465mm/ホイールベース=2510mm/車重=1250kg/駆動方式=FF/1.4リッター直列4気筒マルチエア16バルブ+ターボ・インタークーラー付き(170ps/5500rpm、25.5kgm/2500rpm)/価格=328.0万円(テスト車=同じ)
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【スペック】全長×全幅×全高=4070×1720×1465mm/ホイールベース=2510mm/車重=1250kg/駆動方式=FF/1.4リッター直列4気筒マルチエア16バルブ+ターボ・インタークーラー付き(170ps/5500rpm、25.5kgm/2500rpm)/価格=328.0万円(テスト車=同じ)
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Frau製のレザーシートとBOSEサウンドシステムが標準で備わるぜいたくなインテリア。メーターパネル内に備わるギア・シフト・インジケーターが、最適なシフトタイミングをドライバーに知らせる。
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左右フロントフェンダーに備わる「四つ葉のクローバー」が、この「ミト」の高性能を暗示する。
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「ミト1.4Tスポーツ」と同じくヘッドランプはバイキセノンだが、取り囲むリングがチタニウム仕上げになるなど細部が「ミトQV」専用のデザインとなっている。「ミトQV」は、左右のドアミラーもチタン調に塗られている。
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ホイールは、「チタニウムグレー仕上げアロイホイール」。215/40R18サイズのタイヤを履く。
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定員は、従来の4人から(後席がひとりぶん増えて)5人になった。
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1.4リッターの「マルチエア」ターボエンジンは、エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞した。このエンジンはチューンの違いによって135psから170psの仕様までが存在するが、「ミトQV」に積まれたのはラインナップ中の最強バージョン。欧州では「アルファ・ロメオ ジュリエッタ」「フィアット・プント エヴォ」などに搭載されているほか、今後は「フィアット・ブラーボ」と「ランチア・デルタ」にも積まれる予定だという。
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170ps/5500rpmの最高出力と25.5kgm/2500rpmの最大トルクは、従来の1.4リッターターボの155ps/5500rpmと23.5kgm/3000rpmを上回る。また、より低回転域でのトルクが厚くなっている点も見逃せない。
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荷室は、6:4分割式のリアシートを倒すことで容量を拡大できるが、フルフラットにはならない。
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前マクファーソン・ストラット、後トーションビームというサスペンション形式は変わらないが、電子制御式の可変ダンパーを備えることで乗り心地は激変した。路面の不整を感知すると、自動的にダンピング特性を変化させ、最適な乗り心地を提供するという。電制式のダイナミックサスペンションは、3つのモードを選べる「D.N.A」システムとも連携、Dモードを選べばアクセルのレスポンスは鋭く、ハンドリングはシャープに、電動パワステは手応えを増す。
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トランスミッションは、6段MTのみ。ハンドル位置は左右両方が選べる。
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『アルファ・ロメオ ミト クアドリフォリオ ヴェルデ(FF/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る