JAIA試乗会(その1)
2010.02.26 画像・写真2010年2月8日、大磯で行われたJAIA試乗会で『webCG』スタッフが気になったクルマを写真で紹介。その1は、「プジョー・クーペ407」「ジャガーXKRコンバーチブル」「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」「フォルクスワーゲン・ゴルフR」の4台。(写真=峰昌宏)

【ジャガーXKRコンバーチブル その1】
ジャガーのスポーツカー「XK」は、2007年4月に日本上陸。デザインは「アストン・マーティンV12ヴァンキッシュ」などを手がけた、イアン・カラムの手になるもの。最強グレード「XKR」のエンジンは2009年4月、510psの5リッターユニットに換装された。
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【ジャガーXKRコンバーチブル その1】 ジャガーのスポーツカー「XK」は、2007年4月に日本上陸。デザインは「アストン・マーティンV12ヴァンキッシュ」などを手がけた、イアン・カラムの手になるもの。最強グレード「XKR」のエンジンは2009年4月、510psの5リッターユニットに換装された。
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【ジャガーXKRコンバーチブル その2】 オープンカーはインテリアもエクステリアの一部。スポーティな外観同様、車内もブラックとシルバーにまとめられ、スポーティに演出されています。黒いシートは夏場が心配ですが、シートヒーター/クーラー内蔵なので大丈夫。
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【ジャガーXKRコンバーチブル その3】 ボンネットの開きかたは、今となっては珍しい“逆アリゲーター式”(ヒンジが前側にある)。整備性が……なんていうのは、現代エンジンにはあまり関係ないかもしれませんね。「なぜ、逆アリゲーター式なんですか?」と広報氏に聞くと、「カッコイイから」と。
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【ジャガーXKRコンバーチブル その4】 アクセサリーのウインドディフレクターを装着すると、オープン時の風の巻き込みは激減。12万8625円と、なかなかのお値段ですが、隣席の女性に嫌われないためには必要な出費と考えなくてはなりません。なお、カラーリングはブラックとシルバーでまとめられ、車内の上質感を損なうおそれはなさそう。
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【ジャガーXKRコンバーチブル その5】 「XJ」「XK」「XF」のオーナーになると、「ジャガー・ダイナースクラブ プレミアムカード」を持つ権利が得られます(ダイナースの審査は別途)。このカード、ブリティッシュグリーンで非常にカッコイイのです。なお、新型「XJ」の日本導入は、ちょっと遅れそうで4月上旬予定とのこと。待ち遠しいですね。 (webCG 本諏訪)
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【プジョー・クーペ407 その1】 2006年7月に日本での販売が始まった、プジョーのミドサイズ「407」シリーズのクーペ版。3リッターV6エンジンに6段ATが組み合わされる。シートからドアトリム、ダッシュボードまでをレザーで覆う「インテグラルレザーインテリア」が標準。サスペンションはクーペ専用にしつけられた。
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【プジョー・クーペ407 その2】 販売ボリュームがあまり見込まれない(?)のに、ちゃーんと右ハンドルで用意されています。若干ペダル配置が左寄りですが。シートは大ぶりながらも、サイドサポートが張り出してホールド性は高い。今どきのクルマにしては、ちょっとサイドミラーが小さいかなぁと気になりました。
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【プジョー・クーペ407 その3】 乗り心地の良さに加え、静粛性が高いのも高得点! 風切り音もおとなしく、「ピレリP-ZEROネロ」というスポーツタイヤを履いていてもタイヤノイズが気にならないぐらい、遮音性がすぐれています。6段ATですが、パドルシフトもないので、ガツガツ走るタイプではありません。静かな車内同様、静かに、エレガントに走りましょう。
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【プジョー・クーペ407 その4】 サイドシルに注目! クーペ407のドアは重いので、落ちないような工夫(?)が施されています。このドアの重さに躊躇して、購入を諦める年輩のかたもいらっしゃるのだとか。でも実際は重さより大きさが気になります。風の強い駐車場では気を付けないと……。
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【プジョー・クーペ407 その5】 2009年は月平均5台ほどしか売れていないという、レアなクルマ「クーペ407」。30代女性に人気があるというのは、スタイルや乗り心地とともに、個性を求めているからなのでしょう。 クーペといえば、新型コンパクトクーペ「RCZ」も気になるところ。欧州では春に正式デビュー、日本には夏頃に上陸予定とのことです。 (webCG 本諏訪)
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【フォルクスワーゲン・ゴルフGTI その1】 赤いグリルで血気盛ん!? 1976年から続く「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のスポーツグレードといえば、こちら「GTI」。2005年発売の先代モデルは、とってもホットでヒットを記録。昨年夏に日本上陸を果たした、最新型の走りやいかに?
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【フォルクスワーゲン・ゴルフGTI その2】 キモは、なんといっても2リッター直噴ターボの「TSI」ユニット(211ps、28.6kgm)だ。「ぷぉーん!!」と元気に加速して、シフトのたびに「バスン!」と気を吐く。ドライバー、心ときめく。歴代「GTI」で最良の燃費値(10・15モードで13.0km/リッター)も、マル!
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【フォルクスワーゲン・ゴルフGTI その3】 インテリア。演出過剰なクルマが多いなか、控えめなグレーに、抑えぎみの赤。リポーターのような30代半ばには、「GTI」の湯加減こそちょうどいい。ステアリングの革やダッシュのラバー、アルミパーツなど、各部上々の質感に思わず笑みがこぼれます。
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【フォルクスワーゲン・ゴルフGTI その4】 ……にしても、後ろ姿は地味過ぎる、というか、なんだかとっても“無国籍”。せめて、先代モデルのように、黒いバンパーならアクセントにもなると思うけど。ヤボったいお尻(失礼!)と違い、ハンドリングは軽快そのもの。運転がうまくなった気がして、ついつい……!
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【フォルクスワーゲン・ゴルフGTI その5】 大好評だったというホイールデザインは、新型にも引き継がれた。写真の18インチはオプションだけれど、ノーマルの17インチもデザインはほぼ同じ。366.0万円のニュー「GTI」もセールスは好調で、一番人気は白だとか。こうなったら、MTモデルの導入も、いつか、どうか、期待したいところです。 (webCG 関)
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【フォルクスワーゲン・ゴルフR その1】 フォルクスワーゲンの「ゴルフR」は、これまで「ゴルフR32」の名で知られた、一番パワフルなゴルフだ。4WDで、装備も上等。コンセプトは「スーツを着たアスリート」。……言いかえれば、“デキるヤツ”。
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【フォルクスワーゲン・ゴルフR その2】 スポーティなイメージカラーは赤が多い。が、単なる“やんちゃ坊主”じゃない「ゴルフR」は、随所に青が配される。それもまた、完全燃焼する炎のごとく、静かな迫力に満ちている。ブルーの針が印象的なメーターは、300km/hスケール。スーパーカー級である。
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【フォルクスワーゲン・ゴルフR その3】 オプションのレカロ(シート)は、サポートしっかり。で、後ろのひとはビックリ! 漆黒のシートバックが、まるで鏡のようにリアに座ったワタシを映す。掛け心地はさておき、ミョ〜に落ち着かないのは、そんなワケかも?
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【フォルクスワーゲン・ゴルフR その4】 新型“R”は、いままでのV6エンジンを捨て、直4ターボへとダウンサイジングを果たした。燃費向上。しかも出力アップ。まっこと、あっぱれ! ではあるけれど、演出過剰とまで思えたかつての快音が聴かれないのは、ちょっと残念。
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【フォルクスワーゲン・ゴルフR その5】 乗ってみると、弟分の「GTI」とはフィーリングがずいぶん違う。軽快なあちらに対して、重厚感たっぷり。やや重めなパワステも、高速を使ったドライブなどにはベターな印象。何も付け足す必要のない、トップ・オブ・ゴルフ。強いていうなら、アウトバーンが欲しい。 (webCG 関)