「プジョー207」上陸、239万円から
2007.03.20 自動車ニュース「プジョー207」上陸、239万円から
プジョー・ジャポンは、プジョーの新型ハッチバック「207」を、2007年3月20日から順次発売する。
5ドアのベーシック版「207」(239.0万円)と上級「207Cielo」(264.0万円)、そして3ドアの5MTスポーティバージョン「207GT」(264.0万円)の3本立てだ。
■大ヒット作の後継
「プジョー207」は、1999年にデビュー、世界的な大ヒットで歴代プジョー最多生産台数(590万台以上)を記録した「206」の後継車にあたる。
欧州では2006年3月のジュネーブショーで発表、4月にリリースを開始。昨年末までに30万台以上が販売された。かの地では既にクーペ・カブリオレ「207CC」やホットモデル「207RC」も発表されている。
206の延長線上にあるデザインからは、「307」「407」といった近年のプジョーファミリーに通ずるエッセンスも見てとれる。長いフロントランプ(前後長780mm)や大口エアインテーク、小さくてもボリューム感はありそうだ。
コンパクトカーとはいえボディは大型化の道をたどり、全長4030×全幅1750×全高1470mm、ホイールベース=2540mm。全長はプラス195mmで4mにまで成長し、幅は80mm、ホイールベースは100mmそれぞれ拡大した。
■BMWとの共同開発エンジン
注目のパワーユニットは、PSAプジョー・シトロエンとBMWグループが共同開発した1.6リッターガソリンエンジン2種類を用意。BMWでは新型「MINI」に搭載される。
207と207Cieloは、120psと16.3kgmを発生するNAユニットを搭載。4段ATを組み合わせる。
いっぽう、5MTのみのスポーティバージョンである207GTにはターボチャージャーを与え、150ps、24.5kgmとアウトプットを上げた。
■パノラミックガラスルーフやレザーシート仕様
装備面では、左右独立式オートエアコン、アルミホイール、チルト&テレスコピックステアリングホイール、オートヘッドランプ、雨滴感知式オートワイパー、革巻きステアリングホイールなどを全車に標準装備。207 Cieloと207 GTには、パノラミックガラスルーフやハーフレザーシートが備わる。
さらに207Cieloには、ブラックとグレーのフルレザーシート(15.0万円高)が受注生産として設定される。
安全面では、車両の挙動を制御するESPや、ヘッドランプの照射範囲をコーナー内側に傾ける固定式ディレクショナル・ヘッドランプ(207Cielo、207GT)、フロント/サイド/サイドカーテンの6つのエアバッグなどを装備する。
なお3車種のリリース日は、207GTが3月20日、207と207Cieloは5月7日となる。
(webCG 有吉)
プジョー「207」:
http://www.peugeot.co.jp/cars/showroom/207/
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