マツダ、北米向けコンパクトスポーツクーペ「鏑」など出展【デトロイトショー06】
2005.12.16 自動車ニュース【デトロイトショー06】マツダ、北米向けコンパクトスポーツクーペ「鏑」など出展
マツダは、2006年のデトロイトモーターショー(1月8日から22日まで開催)に、コンパクトスポーツクーペコンセプト「鏑(かぶら)/KABURA」と、新型クロスオーバーSUV「CX-7」を出品する。
「鏑」は、2005年のフランクフルト・東京両モーターショーにおいて、日欧のデザイン拠点がそれぞれ主導したコンセプトカー「颯爽(さっそう)」「先駆(せんく)」につづく、北米市場をターゲットに米国のデザインセンターが主導してデザインしたコンセプトカーだ。
鏑とは、戦いの開始を告げる音を放つ矢という意味の鏑矢(かぶらや)に由来。「戦いの最初の矢=鏑」は、先進的で、挑戦的なマツダスピリットを象徴しているという。
コンパクトなボディに、スポーツカーらしい走りの楽しさと実用性を両立させたコンパクトスポーツクーペを謳う。さまざまなユーティリティを備えつつ、後輪駆動とすることで走りの好きなエントリーユーザーにも訴求。マツダのZoom-Zoomをもっとも具現したコンセプトカーであるという。
いっぽう「CX-7」は、5人乗りの新型クロスオーバーSUV。「スポーツカースピリット」をコンセプトに、力強いスポーツカースタイリングとSUVの実用性をたくみに融合させたという。
エクステリアは、「RX-8」に代表されるような、マツダのスポーツカーモティーフを採用。力強く張り出したフロントフェンダーや伸びやかで流れるようなボディライン、専用の18インチの大径アルミホイールを採用するなど、スポーティなスタイリングでアピールする。加えて、インテリアもスポーティなイメージで統一し、細部にまでこだわったつくり込みにより高い質感を持たせたという。
エンジンは、最新の直噴技術によって高出力と低燃費を両立させたという直噴2.3リッター直4ガソリンターボエンジンを採用。244hp/5000rpmのパワーを発生する。
2006年春、北米市場に導入を予定。年始早々の1月に先んじて行われるロサンゼルスオートショーで初めて公開され、さらにデトロイトモーターショーに出品する。
マツダはほかに、水素とガソリンのデュアルフューエルに加え、ハイブリッドモーターを追加したコンセプトカー「Mazda5ハイドロジェンREハイブリッド」や、「トリビュート ハイブリッド」も出品する。
(webCG 田中)
マツダ:
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