【Movie】ソルベルグ、インプレッサで晴海を激走!「スバル・モータースポーツ・ミーティング」開催
2005.07.06 自動車ニュース【Movie】ソルベルグ、インプレッサで晴海を激走!「スバル・モータースポーツ・ミーティング」開催
「スバル・モータースポーツ・プレスミーティング」が、2005年7月1日、東京は晴海ふ頭で行われた。WRCのエースドライバー、ペター・ソルベルグをはじめチーム関係者が集結。ソルベルグとPCWRCポイントリーダー、新井敏弘両ドライバーによるデモ走行で会場は盛り上がりをみせた。
■ラリー・ジャパン2連覇を目指し
スバルのモータースポーツ活動の中核をなすのが世界ラリー選手権(WRC)のワークス参戦だ。
1993年、コリン・マクレーのドライブで「レガシィ」が初勝利を挙げて以来、スバルはWRC通算46勝、「インプレッサ」では45勝をマークしている。
2005年は、2003年チャンピオンのペター・ソルベルグを筆頭に、若手クリス・アトキンソン、元F1ドライバーのステファン・サラザンの3人を擁し、第3戦メキシコからは新ウェポン「インプレッサWRC2005」を投入し奮戦中だ。第2戦スウェーデン、第3戦メキシコとソルベルグが連勝したものの、その後はライバルのシトロエン&セバスチャン・ロウブの後塵を拝し続けており、現在ソルベルグはロウブの23点ビハインド、ランキング2位。マニュファクチャラーズランキングでスバルは4位と、もう一歩といった状況だ(16戦中8戦終了時)。
会場では、シーズン後半の巻き返しと、9月30日に開幕する第13戦ラリー・ジャパンでの2連覇を目指すことが表明された。
またより量産車に近いマシン(グループN)で争われるプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)活動においては、インプレッサのエントリー台数が年々増加しており、今年は20人中11人がインプレッサを選んだことなどが報告された。
全8戦中4戦を終え、ランキングトップを走る新井敏弘は、「今年こそワールドチャンピオンを取りたい。ラリー・ジャパンはもちろん勝ちにいきます」と抱負を語った。
■スーパーGT、S耐にもインプレッサ
スバルのモータースポーツ活動はラリーだけではない。この6月にフェイスリフトほか一部改良がされたインプレッサをベースとしたマシンが、国内のスーパーGT、スーパー耐久に登場する。参戦チームと協調し開発を進めており、それぞれ7月中にサーキットデビューするという。
プレゼンテーションの後は、ソルベルグ、新井両ドライバーによる新型インプレッサ(グループN仕様車のプロトタイプ)のデモ走行。パイロンで仕切られた特設コースを2台が激走した。
最後にソルベルグお得意の「箱乗りでドーナツターン」が披露され、会は幕を閉じた。
(webCG 有吉)
「スバル・モータースポーツ」:
http://www.subaru-msm.com/
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