2005ワークスチューニンググループ合同試乗会(無限篇)【試乗記】
2005ワークスチューニンググループ合同試乗会(無限篇) 2005.05.06 試乗記 無限インテグラタイプR(6MT)/無限レジェンドM1+PLUS(5AT) 自動車メーカー直系のチューニングメーカー5社による「ワークスチューニングカー合同試乗会」が開催された。今年で8回目となる、この恒例のイベントに『webCG』コンドーと本諏訪が参加した。 今回はホンダ系ワークスチューニングを手がける「無限」ブランドのクルマをチェック。FR好きも惹かれる……無限インテグラタイプR(6MT)
本諏訪(以下「も」):今年から「M-TEC」と会社名が変わりましたが、「無限」ブランドは変わりません。
コンドー(以下「コ」):このインテグラ、見た目がそうとう本気やなぁ。ロールケージにフルバケット&フルハーネス、3連追加メーターか。
も:外装でもエアスクープ付きの軽量ボンネット、リアのGTウイングなどハデになってます。
コ:エンジンには手を入れてあるの?
も:いえ。出力に関係する部分では吸排気系だけです。そもそもインテRのエンジンはチューニングエンジンですし。
コ:ホンダ車はエンジンでのアドバンテージが大きいな。
も:確かに。エンジン音は、他のどのチューニングカーよりすばらしいものでした。
コ:“気持ちよさ”という部分もチューニングカーには大事な要素やしな。排気音もノーマル以上にカッコいい。
も:走りはどんな感じでしょう?
コ:コーナーではグイグイとステアリングが切れ込んでいく感じ。LSDがすごく効いてる。
も:ロールとかほとんど感じませんねぇ。私はこういう方が安心感があっていいです。でも、限界を越えたときのインフォメーションが少ないんでしょうか。
コ:いや、そもそも限界が高いから、一般道ではまあそういうことにはならんやろう。
も:まあ私もそこまで運転はうまくないですけど……。とにかくFR好きの私でも惹かれる回頭性能です。
コ:シフトアップでもダウンでもギアのつながりが秀逸やな。パワーバンドを大きく外さないし。
も:シフトフィールも良好。スコーンと入ってくれます。
コ:ブレーキもカッチリしてるよ。初期の反応が過敏ではなく、踏む量に対してリニアに反応してくれる。
も:逆ベンチ形状を採用したというアクティブゲートブレーキローターのおかげでしょうか。
も:町なかでの乗り心地は?
コ:いや、こういうクルマが好きな人にとっては耐えられるというレベル。決して良くはないよ。
も:まあこんな内装ですしね。普通なわけないでしょう。
コ:乗り降りも車高は低いしバケットシートで大変やし。
も:女性を乗せるのは難しいですね。
コ:そういうヤツはノーマルにしとき!
モータースポーツ好きのお父さんに……無限レジェンドM1+PLUS(5AT)
も:こちらのレジェンドは「M1」というパッケージを装着したクルマだそうです。パーツ単体での販売ではなく、コンプリートでのパッケージ販売を前提としており、バランスのとれたドレスアップが考えられています。
コ:ノーマルとどこが違うの?
も:スポイラー類とフェンダーカバー、マフラーに加えてノーマルより1インチアップのホイール&タイヤあたりがメインです。
コ:なるほど。リアは流行り(?)のディフューザー一体式エキゾーストエンドや。
も:このクルマには、パッケージとは別の、スポーツサスペンション(試作品)が装着されています。
コ:うーん、正直ノーマルとの差は直接比較しないとわからないなぁ。
も:それだけ乗り心地がいいということですね。
コ:ノーマルのレジェンドもけっこう曲がるし。
も:ただ、タイヤ(ダンロップVEURO)は早めから鳴くような気がしました。
コ:しかしやはりこちらもエンジンはいいな。パワーも音も。
も:さすがに上級車だけあって、暴力的ではないですけどね。
コ:「HONDA」+「無限」ブランドはモータースポーツ好きには効くやろなぁ。
も:そんなお父さんがこれ買うんでしょうね。
(文=webCG近藤俊&本諏訪裕幸/写真=荒川正幸/2005年5月)
・2005ワークスチューニンググループ合同試乗会(ニスモ篇)【短評】
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000016700.html
・2005ワークスチューニンググループ合同試乗会(TRD篇)【短評】
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000016730.html

近藤 俊

本諏訪 裕幸
-
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】 2026.10.16 欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。
-
フィアット500トリノ ハイブリッド(FF/6MT)【試乗記】 2026.10.13 電気自動車からエンジン搭載車へと華麗に変身! 日本では珍しい、4代目「フィアット500」のマイルドハイブリッドモデルに試乗。1リッターの自然吸気エンジンを6段MTで駆るイタリアンコンパクトは、今のクルマが忘れてしまった楽しさに満ちていた。
-
ボルボES90ウルトラ ツインモーター パフォーマンス(4WD)【試乗記】 2026.10.12 ボルボの電気自動車(BEV)「ES90」のトップモデル「ウルトラ ツインモーター パフォーマンス」を駆り、東京から初秋の新潟へ。往復700kmを超えるロングドライブで分かった新型5ドアハッチバックモデルの実力と、BEVで気になる充電環境のリアルな今を報告する。
-
フェラーリ・プロサングエ ハンドリング スペチアーレ仕様(4WD/8AT)【海外試乗記】 2026.10.8 フェラーリの4ドア4シーターモデル「プロサングエ」に、「ハンドリング スペチアーレ」を名乗るスペシャルバージョンが登場。その走りは従来モデルからどのように変わったのか? 跳ね馬の原産国、イタリアで確かめた。
-
トヨタ・ランドクルーザー“FJ”VX(4WD/6AT)【試乗記】 2026.10.7 新たにシリーズに加わった「ランドクルーザー“FJ”」は、ポップな見た目から簡易版のように思われるかもしれないが、その中身は紛れもなく本物であり、道なき道をグイグイと突き進む。これもまた「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」を体現する一台である。
-
NEW
日産キックスX e-4ORCE(前編)
2026.10.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産キックス」に試乗。デザインが新しいのはもちろんのこと、まさに下ろしたての最新のパワートレインを搭載。日産の大きな期待を背負ったコンパクトSUVである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
三菱eKクロスEV P(FWD)【試乗記】
2026.10.17試乗記三菱の軽乗用電気自動車(EV)「eKクロスEV」が、一部改良でデザインを刷新! 2022年発売の古参の一台は、台頭するライバルをどう迎え撃つのか? 最新モデルと比べても、キラリと光る魅力はあるのか? 軽EVのパイオニアが擁する一台の実力を確かめた。 -
写真で解説する「フィアット・グランデパンダ」
2026.10.16画像・写真ステランティスが「フィアットブランドの大きな柱のひとつとなる重要なモデル」と位置づける「グランデパンダ」が日本上陸。その具体的な見どころを、写真とともに解説する。 -
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】
2026.10.16試乗記欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。 -
スズキの未来を徹底検証! 技術戦略説明会から“10年先のスズキの姿”を夢想する
2026.10.16デイリーコラム年間生産500万台で、Dセグメントまでカバーする巨大メーカーに!? スズキが発表した「10年先を見据えた技術戦略2026」を徹底検証。技術開発に製品開発、インドを核としたグローバル戦略などの中身を通して、「10年先のスズキの姿」を予想した。 -
賢い選択 ――キャデラック「LYRIQ」フラットプランのすゝめ――
2026.10.15投資家も太鼓判! 「キャデラック・リリック」×フラットプランという最適解<AD>クルマが変わり、時代も変われば“持ち方”だって変化する? お金のプロである投資家が、「キャデラック・リリック」の残価保証型リースを勧める理由とは? 夢の「2台持ち」をかなえる、最新電気自動車の賢い選び方を考えた。


































