独BMW、新型「3シリーズ・ツーリング」をフランクフルトに出展
2005.04.21 自動車ニュース独BMW、新型「3シリーズ・ツーリング」をフランクフルトに出展
独BMWは、2005年9月に行われるフランクフルト国際モーターショーに、新しい「3シリーズ」のワゴン版「3シリーズ・ツーリング」を出展する。同年秋から順次各市場へ投入される。
■ツーリングは4代目
日本でも先頃リリースされたばかりの新型「3シリーズ・セダン」を中心に、ビーエムの3はワゴン「ツーリング」、クーペ「Ci」、オープン「カブリオレ」、ハッチバック「ti」、そしてスポーツ版「M3」と多彩なバリエーションを誇る。
そのうちの1台がツーリングだ。セダンが誕生30年目に5代目へと進化したなら、ツーリングの名前はこれで4代目。今回初めてセダンとは別物として開発されたという。
セダン同様、ボディはひとまわり大きくなり、全長×全幅×全高=4520(+42)×1817(+78)×1418(+9)mm、ホイールベース=2760(+35)mm(カッコ内は先代比)。ワゴンの要であるラゲッジスペースは25リッター拡大され、通常時で460リッター、6:4分割可倒式リアシートを倒せば1385リッターにまで広がるという。
バリエーションだが、2.5リッター直6(218ps)搭載の「325iツーリング」と4気筒ディーゼル(163ps)を載せた「320dツーリング」に加え、2005年冬には「330iツーリング」(258ps)、「320iツーリング」(150ps)、「330dツーリング」(231ps)がラインナップされるという。
トランスミッションは、彼の地ではもちろん6段マニュアルがメイン、オプションで6段オートマチックが選べる。
装備面では「パノラマ・ルーフ」がポイント。一般のスライド式サンルーフより50cm程長く開口する、長さ800mmのルーフを開ければ、オープン気分が味わえるというわけだ。
また後席に専用エアコン、ロールアップ式サンブラインドなどを用意。外部からの荷物への視線を遮るトノカバーには、独立して開閉できるリアウィンドウと連動して開く機構を採用し、積み下ろしの際の利便性を訴える。
セダンと同じで、6気筒モデルには、車速に応じてギア比を変化させる「アクティブステアリング」をオプション設定。車両安定性を高める「DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)」も同様に盛り込まれる。
(webCG 有吉)
BMWジャパン:
http://www.bmw.co.jp/
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