「フィアット・バルケッタ」、装いも新たに登場
2004.08.02 自動車ニュース「フィアット・バルケッタ」、装いも新たに登場
フィアットオートジャパンは、オープン2シーター「フィアット・バルケッタ」のフェイスリフト版の予約受付を、2004年7月31日に開始した。デリバリーは9月中旬の予定。
イタリア語で「小舟」という名を持つ「フィアット・バルケッタ」は、コンパクトカー「プント」のプラットフォームを流用してつくられたオープン2シーターで、初代は1995年にデビュー。日本へも2003年初めまで導入されていた。
今回発売されたのは、2002年12月にフェイスリフトを受けたバージョン。機関面に大きな変更はなく、1.7リッター直4+5段MT、左ハンドルのみの設定で、価格は292万9500円となる。
ニューバルケッタの特徴は、スポーティイメージを強めたエクステリアデザイン。特に、フロントグリルを強調したマスクが、アグレッシブなイメージを与える。さらに、ホイールやリアバンパーのデザインも変更された。
エンジンは、可変バルブタイミング付き(吸気側)の1746cc直列4気筒DOHC16バルブ(130ps/6300rpm、16.1kgm/4300rpm)。5段MTを介して前輪を駆動する。
マニュアルエアコンやAM/FMチューナー付きCDプレーヤー、集中ドアロック&キーレスエントリーなど、快適装備は充実。安全装備として、デュアルエアバッグ、プリテンショナー付き3点式シートベルトなどが付与される。
(webCGオオサワ)
フィアットオートジャパン:
http://www.fiat-auto.co.jp/
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フィアット・バルケッタ(5MT)【ブリーフテスト】 2004.12.28 試乗記 ……292万9500円
総合評価……★★★★
イタリアン2シータースポーツの「フィアット・バルケッタ」がフェイスリフト。ライバルがモデルチェンジする中で、デビューしてからすでに10年が経つ古株モデルに、自動車ジャーナリストの森口将之が乗った。
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フィアット「バルケッタ リミテッドエディション」に乗る 2000.2.16 自動車ニュース 1996年に日本で発売されたフィアットの2シーターオープンスポーツカー「バルケッタ」に、NAVI編集部アオキ記者が乗った。真っ黒なボディペイントに真っ赤なレザーインテリア。シートの座面と背もたれの身体が触れる部分は、グッチのバッグように、四角いステッチが斜めに並んでいる。クロスオーバーステッチというらしい。「な〜に、気取っちゃってェ」テスト車のフィアット・バルケッタは、リミテッドエディション。リミテッドといいつつ、ディーラーに「バルケッタください」と赴くと、標準モデル283.5万円の在庫がない限り、330.0万円のこちらを買うしかない。追加装備は、ヘッドレスト後方に備わる風の巻き込みを防ぐウィンドストップ、チタンスタイルと呼ばれる艶消しシルバーのセンターパネル、それに15インチの専用アルミホイールなどである。「オマエは庶民派ではなかったのか」と思いながらステアリングホイールを握って、ホッとする。思いのほか(?)シッカリしたフロア、反応のいいエンジン、幌を下ろせば全身を風にさらすかのような開放感、バルケッタの美点は色あせていない。アルミヘッドをもつ1.7リッター・ユニットは、ツインカムながらさして回りたがらないし、官能的なノートを奏でたりもしないけれど、言い換えれば、低回転域からしっかりトルクをつける実用ユニットである。運転に気を使うことなく、隣の女性にちょっかいを出すことができる。フィアットのオープンスポーツは、気が置けないモデルなのだ。スタイルが、アルファほどトガっていないのもイイ。FF車ゆえの高いフロント部を、丸みのあるノーズで包み、肉感的なテイルでバランスを取る。フェラーリのバルケッタこと166を彷彿とさせるラインをボディサイドにうねらせ、ボタンを押すとレバーが飛び出すドアハンドルは、フィアット8Vからの引用だ。歴史に裏打ちされた愛嬌あるカタチは、古くならない。(NAVI編集部 アオキ)
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「フィアット・バルケッタ」、装いも新たに登場 2004.8.2 自動車ニュース フィアットオートジャパンは、オープン2シーター「フィアット・バルケッタ」のフェイスリフト版の予約受付を、2004年7月31日に開始した。デリバリーは9月中旬の予定。
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アストンマーティンDBX 2019.11.21 画像・写真 アストンマーティンがブランド初のSUV「DBX」を日本で初公開。オンロード、オフロードを問わない高いダイナミクス性能と、SUVならではの多機能性を併せ持つというニューモデルの詳細な姿を、発表会の様子とともに写真で紹介する。
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新型「トヨタ・ヤリス」で社会が変わる? “健康寿命”を延ばす新装備に注目せよ 2019.11.15 デイリーコラム 2020年2月に発売される新型「ヤリス」には、トヨタ初の新装備が用意されている。それで、高齢化が進む日本において、ひとびとの“健康寿命”を延ばすことができるというのだが……? 開発者に話を聞いた。