日本GM「オペル・ベクトラワゴン」を発表

2004.04.20 自動車ニュース

日本GM「オペル・ベクトラワゴン」を発表

日本ゼネラルモーターズは、「オペル・ベクトラワゴン」を2004年4月19日に発表した。販売開始は5月8日。

■“オメガ級”にステップアップ

オペルのミドルクラス「ベクトラ」にステーションワゴンが追加される。2002年7月にセダンが導入されて以来、スポーティなハッチバック「GTS」(03年3月)、ホイールベースを130mm延長してリア居住スペースを拡大した「シグナム」(03年12月)と、車種を段階的に増やしてきたベクトラ。今回のワゴン登場で、シリーズラインナップが完成する。

日本に導入されるのは、3.2リッターV6+5段ATを積むベーシックな「ベクトラワゴン3.2」と、レザーシートなどが備わる豪華版「3.2プレミアム」の2種類。価格は、それぞれ408万4500円と434万7000円である。旧型比で約50万円アップ、「オメガワゴン・スポーツ」(2.6リッター、429万円)並の車両価格は、ボディの大型化、大排気量化にともなうもの。フルモデルチェンジで、ベクトラの車格がステップアップしたことの表れだ。

■オメガワゴンより大きい

ベクトラワゴンはシグナムと同様、セダン/GTSより130mm長い2830mmのホイールベースをもつ。ボディサイズは全長×全幅×全高=4825×1800×1500mmと、オメガワゴン(4900×1785×1545mm/2730mm)に匹敵する大きさだ。
ワゴンの積載容量は、5名乗車時で530リッター。6:4分割のリアシートをたたむとオメガワゴンを超える(!)、奥行き2046mmのフラットなラゲッジスペースが広がる。荷室形状はスクエア、床面は低く抑えて設計するなど、ワゴンとしての使い勝手に配慮したつくりもジマンである。

新型ベクトラワゴンには、荷室を使いやすいカタチにアレンジできる、「フレックス・オーガナイザー・システム」がオプション設定される。サイドウォールのレールにネットや固定器具を取り付け、荷室にパーテーションをつくるもので、多彩な使い方を実現するだけでなく、走行中の荷崩れなどを防ぐことができるという。

■豊富な安全装備

エンジンは積載時の動力性能を考慮して、3.2リッターV6「エコテック」1本に絞られた。アウトプットは他のベクトラシリーズと同じ、211ps/6200rpmの最高出力と、30.6kgm/4000rpmの最大トルクを発生。トランスミッションは、シーケンシャルモード「アクティブ・セレクト」付き5段ATが組み合わされる。

装備品として、オートエアコン、6連奏CDチェンジャー/MD/ラジオなどを標準で付与。安全装備は豊富で、全6個のエアバッグ、アクティブヘッドレストといったパッシブセーフティーに加え、コーナリングブレーキコントロール、ブレーキアシスト、トラクションコントロール、ESPプラスなどの電子デバイスも標準で備わる。上級「プレミアム」は、キセノンヘッドランプ、シートヒーター付き本革シートやクルーズコントロールを装着。タイヤは1サイズ大きい215/50R17インチを履く。

(webCGオオサワ)

オペル:
http://www.opel.co.jp/

 
日本GM「オペル・ベクトラワゴン」を発表の画像

右が「ベクトラワゴン」、左はリムジン級のリアシートを謳うフラッグシップ「シグナム」。リアオーバーハング(荷室)のぶん、全長はワゴンの方が190mm長い。
 

	右が「ベクトラワゴン」、左はリムジン級のリアシートを謳うフラッグシップ「シグナム」。リアオーバーハング(荷室)のぶん、全長はワゴンの方が190mm長い。
	 

グレードによらず、サイドサポートのきいた「スポーツシート」が標準装備される。
 

	グレードによらず、サイドサポートのきいた「スポーツシート」が標準装備される。
	 


 
日本GM「オペル・ベクトラワゴン」を発表の画像

荷室をネットなどで仕切る「フレックス・オーガナイザー・システム」
 

	荷室をネットなどで仕切る「フレックス・オーガナイザー・システム」
	 


 
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