【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:ダイハツ篇」
2003.10.27 自動車ニュース【東京モーターショー2003】「解説!笹目二朗:ダイハツ篇」
自動車ジャーナリストの笹目二朗が「東京モーターショー」の出展車を鋭く斬る「解説!笹目二朗」。ダイハツの659cc、2ストロークのディーゼルエンジンは、メカ的に興味深いうえ、発展の可能性を秘めたユニットという。
■可能性を秘めた2スト・ディーゼル
「ai」(アイ)というハイブリッド試作車より、659ccの2ストロークディーゼル「TOPAZ 2CDDI」(トパーズ ツーシーディーディーアイ)に興味津々だ。スーパーチャージャーとターボの2段過給により、54psを発生。リッター41kmという燃費もさることながら、特殊なポートで吸気、4バルブ全部を使って排気する、ここに至るメカの変遷も興味深いところだ。3気筒化して排気量を増やすとか、まだまだ発展の可能性を秘めている。トヨタとプジョーの共同開発になるとウワサされる、小型ディーゼル車と対決? なんて日が、いずれ来るのだろうか。
(文=笹目二朗/写真=峰昌宏)
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