「レクサスHS」も“スピンドルグリル顔”に

2013.01.24 自動車ニュース webCG 編集部

「レクサスHS」がマイナーチェンジ、新たにスピンドルグリルを採用

トヨタ自動車は2013年1月24日、レクサスのハイブリッドセダン「HS250h」をマイナーチェンジし、販売を開始した。

今回の改良では、エクステリアデザインにレクサスのアイコンとされる「スピンドルグリル」を採用。L字型のLEDフォグランプとも合わせて、フロントマスクのイメージを一新した。また車高を10mm下げることで、低重心で踏ん張り感のあるスタイリングを実現したという。

一方インテリアでは、「バージョンL」「バージョンI」のインテリアカラーにエクリュ、ブラック&ガーネットなどの新色を、同じくオーナメントパネルに、天然素材のバンブー(竹)や縞杢(しまもく)を設定した。

装備も強化されており、全車のフロントドアに紫外線と赤外線を効率よく遮断するはっ水機能付きスーパーUV・IRカットガラスが標準装備されたほか、「バージョンL」「バージョンI」「バージョンC」の空調には、イオン発生数が従来型の約20倍という高濃度タイプのプラズマクラスターが採用された。

動力性能については、スポット溶接打点の追加によるボディー剛性の強化や、車体の前後にパフォーマンスダンパーを採用することで操縦性、走行安定性を改善。またドライブモードセレクトには、パワートレインに加えて電動パワーステアリングの特性も変化させる「SPORT MODE」が新設定された。このほかにも、静粛性を改善するために、吸・遮音材の追加や材質変更などを実施。ハイブリッドシステムの制御や充電効率の改良などにより、燃費性能も20.6km/リッター(JC08モード)に向上した。

グレード構成と価格は以下の通り。
・HS250h:410万円
・HS250h“バージョンC”:436万円
・HS250h“バージョンI”:470万円
・HS250h“バージョンL”:552万円

(webCG)

「レクサスHS250h“バージョンL”」
「レクサスHS250h“バージョンL”」 拡大
「HS250h」
「HS250h」 拡大
「HS250h“バージョンL”」のインテリア。内装色は新色のエクリュ。
「HS250h“バージョンL”」のインテリア。内装色は新色のエクリュ。 拡大
新色のブラック&ガーネットを用いた「HS250h“バージョンL”」のシート。
新色のブラック&ガーネットを用いた「HS250h“バージョンL”」のシート。 拡大

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