スズキ、「アルト」の環境・安全性能を向上
2000.12.06 自動車ニューススズキ、「アルト」の環境・安全性能を向上(12/6)
スズキは、軽自動車「アルト」を一部改良し、2000年12月5日から発売した。眼目は、環境・安全性の向上、新グレード追加にある。
直3DOHC「K6A型」エンジン搭載車が、軽四輪車として「初めて」(スズキ)、平成12年排出ガス規制に対応(ただしリーンバーン仕様車はこれに入らない)。さらに、スズキの衝撃吸収ボディ「TECT」が進化し、64km/hオフセット前面衝突にも対応した。
オートマチックトランスミッションは、3ATがなくなり、全車4段ATになったのも新しい。
装備面では、4WD車の運転席にシートヒーターを「軽では初めて」標準装備。くわえて、フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプの新意匠化、ダイヤル式エアコンスイッチの採用などが行なわれた。
追加されたグレードは、名づけて「21世紀記念スペシャルLx」。5ドアボディに、パワーウィンドウ、キーレスエントリー、AM/FMラジオ付カセットなどを与えつつ、72.3万円からという低価格化を図ったのが特徴だ。
価格は、72.3万円から110.5万円まで(写真は従来型)。(web CG 有吉)
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