クルマの乗り心地の基準は?(後編)
2005.07.22 車人生相談クルマの乗り心地の基準は?(後編)
毎回楽しく読んでます。
『CAR GRAPHIC』をはじめとする専門誌や、自動車評論家の方々による、“クルマの乗り心地”の「よい」「わるい」は、どういった基準があるのでしょうか?(人それぞれ年齢や体調によって感じ方に差はあるとは思うのですが)
たとえば、偏平率の低いタイヤを履いているにもかかわらず、乗り心地が「よい」というクルマのインプレッションもたまに見かけますので、外観だけでは一概に決めつけられないのだな、とも感じます。
クルマの乗り心地を決める要素とその関係に一定の決まりのようなものがあれば、教えていただきたいと思います。
(THさん)
(前回からの続き)
現在はこれほど極端な差はなくなってきていますが、相変わらず、多種多様な乗り心地が存在することは変わりません。
スプリングはソフトなのに、ダンピングが効いていてフラットなもの、
硬めだけどサスペンションの動き出しがスムーズなため快適なもの……、
これはイイ例。
周期の長い無駄な動きを反復するもの、
逆に細かな上下動が絶えないもの、
路面からのバイブレーションがフロアにまで伝わるもの……、
これは悪い例。
ソリッドなのに快適なこともあれば、ソフトなのに不快な場合もある。もちろんまったく逆のケースだってある。
加えて同じ“いい乗り心地”でも、スポーツカーと豪華セダンのそれが違うのは当然です。
もっと極端な例をひけば、同じスポーツカーの良好な乗り心地でも、フェラーリとポルシェではまったく種類が異なります。
それをなるべく正確に伝えるために、我々は毎日のようにパソコンの前に座り、迷い、悩んでいるのです。
どういった判断基準があるのか?といわれれば、
数々の試乗体験を通じ、経験値として蓄えてきたモノ、と答えるしかありません
そうお答えするのが、もっとも正確な気がします。
  
  
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