ランボルギーニのワンメイクレースを観戦
2013.10.01 画像・写真2013年9月20日から22日にかけて富士スピードウェイで開催された「ランボルギーニ・ガヤルド」のワンメイクレース、「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ 第4戦」の様子を写真で紹介する。
(工藤考浩)

「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ」は2012年から開催され、今年で2シーズン目となる。ヨーロッパで2009年から開催されている「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」のアジア版だ。日本、中国、韓国、インドネシア、スリランカなどアジア各国から20チームが参戦している。
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「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズ」は2012年から開催され、今年で2シーズン目となる。ヨーロッパで2009年から開催されている「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ」のアジア版だ。日本、中国、韓国、インドネシア、スリランカなどアジア各国から20チームが参戦している。
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筆者が観戦したのは、2日間にわたって開催された本戦のうち、第1レースが行われた9月21日。レース参加者の家族やランボルギーニオーナーらが招待されたラウンジで、アウトモビリ・ランボルギーニ代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏らがあいさつした。
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ラウンジにはブランパンの時計も展示されていた。ちなみに写真奥のモデルでお値段はドーンと516万6000円でございます!
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レースに先立って、ランボルギーニの各モデルが集まってのパレードランが行われる。その参加車両がパドック脇の駐車場にスタンバイしていた。
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パレードランの参加台数は、ランボルギーニ社設立50周年を記念して50台。
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ずらりと並んだ猛牛たちの“お尻”は迫力満点だ。
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レース前のパドックでは、パラソルの下でくつろぐドライバーの姿も。アットホームな雰囲気のレースである。
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こちらは駐車場に展示されていた「ランボルギーニ・カウンタックQVX」。1980年代半ばのグループCカーだ。
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スーパートロフェオ・アジアシリーズ・コーディネーターのクリスティアーノ・インヴェルニ氏がメディアとのインタビューに応じ、「2015年のシーズンからは次期『ガヤルド』でのシリーズを予定している」と語った。
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スタート前のピットを見学。アジア各国から「ジェントルマン・ドライバー」たちが、ここ富士スピードウェイに集結している。
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このチームはヘッドライトの調子が悪いようで、レースの直前まで修理を行っていた。このあたりの“手作業感”は国産車のワンメイクレースに雰囲気が似ている。
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「アジアシリーズ」と銘打っているだけあって、マシンのカラーリングも国際色豊かだ。このマシンのデザインも異国情緒タップリに感じた。黄色地に赤いワニだなんてイカしている。
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こちらはランボルギーニの正規ディーラー、ランボルギーニ大阪のマシン。この日行われた第1レースでは、グループBの第3位に入賞した。
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シリーズは全6戦で争われる。アジア各国を転戦してきているせいか、中には「満身創痍(そうい)」といった感じのマシンも。
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ファンからは年間の開催数をもっと増やしてほしいという声もあるようだが、インヴェルニ氏によると「ドライバーには社会的に成功している多忙なビジネスパーソンも多いので、年6戦以上には増やせない」とのこと。なるほど、平日は最前線のビジネスシーンで戦い、週末はサーキットで戦う人たちなのか。まさに“スーパーリア充”だ。
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サーキットの華、レースクイーンもブランパンのロゴが入った衣装を着ていてゴージャス。
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こちらは「チーム ランボルギーニ ジャカルタ レーシングレディ」のみなさん。
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個人的にはこのマシンが気に入った。金色にライオンと、いかにもアジア的でカッコイイ。
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レースに使用されるのは「ガヤルドLP570-4スーパートロフェオ2013」。570psを発生する5.2リッターV10エンジンを搭載し、4輪を駆動する。
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いよいよレーススタート。暴れ牛の雄たけびが富士の裾野に響く。
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参考までに、このワンメイクレース用のマシンをベースに市販化した「ガヤルドLP570-4スクアドラ コルセ」の価格は3165万6450円だ。
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レースは50分の耐久戦で行われる。ドライバーは1人もしくは2人で、1人で参加の場合は公平を期すため、レース中に一度ピットストップしなければならない。
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グループAのレースを制したのはカーナンバー2。予選2位からの優勝だ。
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グループAの優勝ドライバーはマレーシアのAfiq Yazid氏。今シーズン3度目の優勝となる。
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熱い戦いを目の当たりにしたレース終了後、パドックに展示されていたこの「ガヤルド」に乗って帰りたくなってしまったのは言うまでもない。