第17戦アブダビGP決勝結果【F1 2013 速報】
2013.11.04 自動車ニュース【F1 2013 速報】第17戦アブダビGP、ベッテル独走で7連勝
F1世界選手権第17戦アブダビGP決勝が、2013年11月3日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキット(5.554km)を55周して行われた。
今年で5回目となる中東のトワイライト・レースは、予選2位からスタートでトップに躍り出たレッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテルが、得意の先行逃げ切りパターンに持ち込み独走。今季11勝目、8月末から続く連勝を「7」に伸ばし、ミハエル・シューマッハーが2004年に樹立した年間最多連勝記録に並んだ。
2位に入ったのはレッドブルのマーク・ウェバー。今季限りでF1を去るベテランは、今年2度目のポールポジションをまたしても優勝につなげることができなかった。レッドブルは今シーズン3度目の1-2フィニッシュを達成した。
3位はメルセデスのニコ・ロズベルグ。予選3位からスタートで2位に上がるもウェバーに抜かれてしまった。ロズベルグにとっては2戦連続、今季4回目の表彰台となった。
6番グリッドからスタートしたロータス・ルノーのロメ・グロジャンは表彰台に届かず4位。予選Q2で敗退するもキミ・ライコネンの失格で繰り上がり10番グリッドを得たフェラーリのフェルナンド・アロンソは5位入賞を果たした。また2ストップが大勢を占めた今回、1ストップで6位に入ったのはフォースインディア・メルセデスのポール・ディ・レスタだった。
4番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンはタイヤに苦しみ7位、フェラーリのフェリッペ・マッサはグリッド順から1つ落ちて8位、マクラーレン・メルセデスのセルジオ・ペレスは8番グリッドから9位、そしてフォースインディアのエイドリアン・スーティルが1ストップで10位に入りポイント1点を獲得した。
以下、11位パストール・マルドナド(ウィリアムズ・ルノー)、12位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、13位エステバン・グティエレス(ザウバー・フェラーリ)、14位ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、15位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、16位ダニエル・リチャルド(トロロッソ・フェラーリ)、17位ジャン=エリック・ベルニュ(トロロッソ)、18位ギド・バン・デル・ガルデ(ケイターハム・ルノー)、19位シャルル・ピック(ケイターハム)、20位ジュール・ビアンキ(マルシャ・コスワース)、21位マックス・チルトン(マルシャ)が完走した。
前戦インドGPでタイトルを決めたベッテルはポイントを347点に伸ばした。ランキング2位のアロンソは217点で、今回リタイアに終わったライコネンとの間に34点ものギャップを築いた。4位ハミルトンは175点、5位ウェバーは166点となっている。
コンストラクターズチャンピオンのレッドブルは17戦を終え513点を獲得。接戦を極めるランキング2位争いは、メルセデスが334点、フェラーリ323点とメルセデスがリードを広げた。4位ロータス297点、5位マクラーレン95点というトップ5の顔ぶれである。
(文=bg)
-
NEW
第696回:イタリアにEV専用フィアット系ディーラーが誕生 大矢アキオが電撃訪問!
2021.3.4マッキナ あらモーダ!イタリア・トリノに新たなフィアット系自動車ディーラー「eビレッジ」がオープンした。その特徴は電気自動車を中心とした電動モデルのみを取り扱っていることだ。「e-Village」のサインが輝く店舗に、大矢アキオが早速出向いてみた。 -
NEW
ポルシェ・パナメーラ ターボS(前編)
2021.3.4谷口信輝の新車試乗ポルシェが開発したパワフルな4ドアサルーン「パナメーラ ターボS」の走りやいかに? ワインディングロードでステアリングを握ったレーシングドライバー谷口信輝に、その第一印象を語ってもらった。 -
ボルボC40リチャージ(デザインプロトタイプ)
2021.3.3画像・写真ボルボがクロスオーバーSUVタイプの新型電気自動車「C40リチャージ」のデザインプロトタイプを発表。「2030年までの完全電動化」をうたうボルボ初のEV専用は、どのようなクルマに仕上がっているのか? 2021年秋導入予定というニューモデルの姿を、写真で紹介する。 -
ホンダN-ONE RS(FF/6MT)【試乗記】
2021.3.3試乗記ボディーパネルの大半をキャリーオーバーという前代未聞のフルモデルチェンジを果たした「ホンダN-ONE」。となると、中身のブラッシュアップに相当な熱意が込められていると考えるのが自然だろう。新規設定されたターボエンジン×6段MT仕様に試乗した。 -
第95回:進取と果断のアルマン・プジョー “世界最古の自動車メーカー”誕生秘話
2021.3.3自動車ヒストリー最初期に誕生した自動車メーカーであり、自動車史に大きな足跡を残してきたプジョー。フランスを代表する自動車メーカーのひとつに数えられる同社の歴史を、創業者アルマン・プジョーのエピソードとともに振り返る。 -
買えなくなると欲しくなる? ひっそりと販売終了していたクルマ
2021.3.3デイリーコラム「スバルWRX STI」や「三菱パジェロ」のように終売記念モデルが設定されるクルマがある一方で、公式発表すらないままひっそりと販売が終わるクルマもある。今回の主役は後者。あまり惜しまれずに(?)消えたクルマを惜しみたい。