ホンダNSXコンセプト:日本車の未来がかかってる!?
2013.11.21 コレはゼッタイ! ![]() |
ホンダNSXコンセプト:日本車の未来がかかってる!
「枠にはまるな。自分の限界を、自分で決めていないか……(略)」と語りかける、ホンダの今年の東京モーターショーは、見どころ満載。なにしろ2015年、再来年にはF1に復帰する! その同じ年に発売を予定している「NSXコンセプト」こそ、わがニッポンの自動車の未来のトビラを開くカギである、と私は思う。モータースポーツでのブランド確立、という意味なのですけど。
■みんなで見るべき“夢”
初代NSXのステアリングを握って感動しなかったクルマ好きはいない。あれはカッコウが少々控えめだった。そこに問題があったけれど、いや、控えめさは日本人の美徳ととらえたい。NSXコンセプトもスーパーカーとしては地味である。だからいいのだ。直噴V6ターボと電気モーターの組み合わせによる4WDはいかなるドライビング・ファンをもたらすのか? 「BMW i8」にも負けない、かもしれない。
想像してみてほしい。東京モーターショーでは、あなた自身のパワー・オブ・ドリームも問われているのだ……。未来への想像力、野心、挑戦、そういうものを私たちはモーターショーに期待していたのではなかったか。だとすれば、われわれが見るべきは、コレしかない!
(文=今尾直樹/写真=峰 昌宏)
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