フェラーリの新ショールーム、横浜にオープン
2014.02.11 自動車ニュース ![]() |
フェラーリの新ショールーム、横浜にオープン
2014年2月11日、新たなフェラーリ正規ディーラー「ニコル・コンペティツィオーネ」のオープン記念イベントが、横浜のみなとみらいで開催された。
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ランドマークタワーの足元、ランドマークプラザの一角に、最新のフェラーリが展示される豪華なショールームが出現。その名の通り、ブガッティ、ロールス・ロイス、BMW、アルピナといった、高級ブランドを扱うニコル・グループが手がける販売店舗で、フェラーリの正規ディーラーとしては、7番目にあたる。
店舗のプレオープン・プレスカンファレンスにおいて、ニコ・ローレケ代表取締役社長は、F2に挑戦したこともある自身のモータースーポーツへの情熱とフェラーリを重ね合わせ、跳ね馬を扱える喜びを語った。ちなみに、叔父のフシュケ・フォン・ハンシュタイン男爵は、1940年のミッレミリアの勝者(マシンは「BMW 328」)。会場では、当時の純銀製の優勝カップが披露され、居並ぶプレス陣をうならせた。
続いて壇上に立ったフェラーリ・ジャパンのプレジデント&CEO ハーバート・アプルロス氏は、横浜周辺に約1000人のフェラーリ・オーナーがいることに触れ、大都市・横浜の重要性に言及。ニコ・ローレケ社長の、35年にわたる高級車販売の実績が、今回のフェラーリ正規ディーラー契約の決め手になったという。
白基調の店内には、素材に触れながら、内外装の豊富なカスタマイズプランを決められるスペースや、強化パーツ群を確認する小部屋なども用意される。訪れた顧客は、大いに楽しく迷えることだろう。
ニコル・コンペティツィオーネのショールームオープン(2014年2月14日)に遅れること約4カ月。今年6月の末には、横浜市都築区に、フェラーリ専用のサービスセンターや中古車ショップが開かれる予定だ。
(文=青木禎之<Office Henschel>/写真=webCG)