東京モーターショーの来場者、前回比37%増【東京モーターショー2011】
2011.12.13 自動車ニュース【東京モーターショー2011】東京モーターショーの来場者、前回比37%増
東京モーターショーが2011年12月11日に閉幕した。10日間の会期中の総来場者数は、前回比37%増となる84万2600人に上った。
24年ぶりに東京都内で開催された第42回東京モーターショー2011。12月2日から12月11日まで10日間の会期で開催され、総来場者数は84万2600人に上った。この数字は第41回ショー(2009年、会期13日間)の37%増に当たり、前々回の第40回ショー(2007年、会期17日間)の同一期間(10日間)の85万2900人に迫るものとなった。
主催者の日本自動車工業会は、今回のショーを「成功」と位置付けており、好結果につながった要因として次の点を挙げている。
今回はすべての国内メーカー14社15ブランドに加え、海外から21社25ブランド(乗用、商用、二輪、カロッツェリア)が参加した。53台のワールドプレミア(世界初公開)を含む最先端の製品や技術が多数展示され、国際ショーにふさわしい展示内容となった。
また、新たな取り組みである主催者テーマ事業“Smart Mobility City 2011”では、クルマ、都市、人々の暮らしに結びつく先端技術が公開されたほか、5500組以上が体験した「プロの運転による乗用車同乗試乗会」など、多数の参加体験型イベントが行われた。
さらに、東京で開催することによって利便性が向上したことに加え、平日は午後8時まで開場し(前回は午後6時まで)、平日の午後6時以降の入場については、今回新たに「ナイター割引入場券」(一般500円。当日入場券は一般1500円)を導入したことが良い結果につながったという。「臨海副都心をあげての盛り上げなどさまざまな施策が奏功し、成功に結びついたものと考えている」と同会は述べている。
(webCG 竹下)
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