ポルシェ・ケイマン:初代にこそ高い志が宿る!?
2011.12.05 コレはゼッタイ!■【コレはゼッタイ!】ポルシェ・ケイマン:初代にこそ高い志が宿る!?
新型「911」のデビューで盛り上がるポルシェブース。しかしその一角で、見逃すことができないオーラを発するモデルがあった。会場では「ケイマン」の運転席に、今一度、座ってみてほしい!
■「奇跡のレイアウト」にしばし妄想す
ポルシェと言えば、「911」が7代目へと進化し、これが一番の話題となっている。それでも筆者は「ケイマン」をイチオシしたい。すでに登場して久しいモデルだから、注目すべきポイントも少ないが、新型車がめじろ押しのショーの中にあっても、「買うなら絶対にコレ!」と思えるオーラは漂っていた。
グレードは最終進化形といえる「ケイマンR」でなくとも構わない。大切なのはそのサイズ(全長×全幅×全高=4345×1800×1285mm)であり、車重(ケイマンRで1340kg)であり、車体中央に低重心な水平対向6気筒エンジンを搭載する奇跡のレイアウトである。市販車としてはこれ以上望めない、最上の物理的なシャシーバランスを、ポルシェの完成度で得られるクルマはこれしかない。
すでにニュー・ケイマンが、新型911のシャシーの前半を使って開発されているようだが、こういうクルマこそ初代モデルにその志が強く貫かれていると思う。ポルシェ・ジャパンには怒られてしまいそうだが、程度の良い初期モデルを手に入れて、ひそやかに趣味のポルシェを楽しむ……そんな妄想が膨らむ。それを確認する意味でも、今一度、モーターショーでそのコクピットに座ってみてほしいのだ。
(文=山田弘樹/写真=峰昌宏)
新着記事
-
NEW
日産キックスX e-4ORCE(前編)
2026.10.18思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「日産キックス」に試乗。デザインが新しいのはもちろんのこと、まさに下ろしたての最新のパワートレインを搭載。日産の大きな期待を背負ったコンパクトSUVである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
三菱eKクロスEV P(FWD)【試乗記】
2026.10.17試乗記三菱の軽乗用電気自動車(EV)「eKクロスEV」が、一部改良でデザインを刷新! 2022年発売の古参の一台は、台頭するライバルをどう迎え撃つのか? 最新モデルと比べても、キラリと光る魅力はあるのか? 軽EVのパイオニアが擁する一台の実力を確かめた。 -
写真で解説する「フィアット・グランデパンダ」
2026.10.16画像・写真ステランティスが「フィアットブランドの大きな柱のひとつとなる重要なモデル」と位置づける「グランデパンダ」が日本上陸。その具体的な見どころを、写真とともに解説する。 -
フィアット・グランデパンダ ハイブリッド ラプリマ(FF/6AT)【試乗記】
2026.10.16試乗記欧州を代表するコンパクトカーの一台である「フィアット・パンダ」が第4世代に進化。新たに「グランデパンダ」を名乗り、日本にやってきた。ずばり新型の見どころは車両の随所にちりばめられた初代モデルへのオマージュである。上位グレード「ラプリマ」の仕上がりをリポートする。 -
スズキの未来を徹底検証! 技術戦略説明会から“10年先のスズキの姿”を夢想する
2026.10.16デイリーコラム年間生産500万台で、Dセグメントまでカバーする巨大メーカーに!? スズキが発表した「10年先を見据えた技術戦略2026」を徹底検証。技術開発に製品開発、インドを核としたグローバル戦略などの中身を通して、「10年先のスズキの姿」を予想した。 -
賢い選択 ――キャデラック「LYRIQ」フラットプランのすゝめ――
2026.10.15投資家も太鼓判! 「キャデラック・リリック」×フラットプランという最適解<AD>クルマが変わり、時代も変われば“持ち方”だって変化する? お金のプロである投資家が、「キャデラック・リリック」の残価保証型リースを勧める理由とは? 夢の「2台持ち」をかなえる、最新電気自動車の賢い選び方を考えた。