ブルーレイディスクを再生できるのが美優Navi「 RX01」の最大の特徴。現時点でBDプレーヤー内蔵のカーナビは市販・純正含めて美優Navi RX01だけ。
別売のFIDを装着すれば急カーブ注意などの安心サポート機能もFIDに表示できる。前方から視線を離さず確認できるから安心。
ルート走行中のFID表示。曲がる交差点名や曲がる方向、目的地までの距離、到着予想時刻など、さまざまな情報が確認できる。
別売りのリアモニター「CARMC900D」
右側のフレームにカメラが付いている。

■車載専用BD プレーヤーを新開発

さてブルーレイである。実は出がけに担当者より「ドライブ中にこれ聴いてください」とBDオーディオのディスクを渡されたのだが、これが実に音がよい。もちろんハイレゾだから音がよいのは確実なのだが、思ったより解像度が高く滑らかで、ハイレゾ音源をハイレゾらしく再生できるのだ。これはBDを搭載した隠れた効用といえるだろう。もちろんBDオーディオのソフトはそれほど多くはないし、一般的ではないが、音楽をよい音で楽しめるのはオーディオ好きにとってはうれしい限りだ。

BDの映像はもちろん高画質なのだが、7型ワイド程度の画面サイズではDVDとの画質の違いはそれほど大きく感じない。それよりも大きいのは、1枚のディスクに長時間の映像を保存できること。DVDなら1枚のディスクに映画1本がやっとだが、BDなら5本程度は保存できる。だから長時間のドライブでも、大量のディスクをクルマに持ち込まずに済む。これは大きなメリットだ。その意味では、BDの映像を楽しむならリアモニターは必須ともいえる。

だいいち、今は家庭でBDレコーダーを使用している人はけっこう多いだろうし、家庭でBDレコーダーを使っていたらその映像を保存するメディアはBDが普通だ。また、レンタルビデオ店でもBDが主力となっている。しかし、クルマでDVDしか見られないとなったら、わざわざクルマ用にDVDに保存しなければならなかった。これは実にガッカリである。そこから解放されたというだけでも、BDを搭載した価値は大きい。

これまでBDプレーヤー内蔵カーナビが出なかったのは、熱問題が大きかったという。特にデリケートなのがピックアップで、ダッシュボード内に装着する車載機は熱がこもるため、開発が難しかったという。そこで美優Naviには耐熱・耐振に優れた車載専用ピックアップを備えた薄型BDメカを新開発したという。映像再生も素早い。開発に気合が入ったモデルなのである。

後席の子供の姿をナビで確認 カメラ付きモニター

美優Navi RX01の内蔵BDプレーヤーをさらに生かすなら、別売のリアモニター「CA-RMC900D」(オープン価格)をぜひシステムに加えたい。WVGAよりもさらに高精細なWSVGAの解像度を持っているのでBDディスクの高画質が生きる。このモニターはカメラを内蔵。カメラが撮った映像をナビの画面で見られるのだ。例えばリアにチャイルドシートを備え付け、子供にBDに保存したアニメを見せておくとする。おとなしく見ていたとしても、運転中は様子が気になるだろう。そんなとき、これまでなら振り向くところだが、このモニターがあれば大丈夫。ナビのボタン操作で画面に子供の様子が映る。小さなお子さんがいる家庭には必須アイテムと言っていいだろう。