三菱デリカD:5 P(4WD/8AT)

一周回って人気者 2026.03.09 試乗記 高平 高輝 デビュー19年目を迎えた三菱のオフロードミニバン「デリカD:5」がまたもマイナーチェンジを敢行。お化粧直しに加えて機能装備も強化し、次の10年を見据えた(?)基礎体力の底上げを図っている。スノードライブを目的に冬の信州を目指した。
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やはり売れている

撮影のために出かける山の中や海辺などのアウトドアフィールドでよくご一緒するおなじみさんが三菱の本格4WD車だった。さすがに最近は、いかついボディーをウインチやアニマルバーでさらにたくましく装った「パジェロ」や「デリカ スペースワゴン」を見かけることは減ったが、「車中泊」が話題になったちょっと前から代わりに目立つようになったのが「ランクル」や「RAV4」などの人気SUVに交じったデリカD:5である。今も根強い常連客に支えられているのだな、とは感じていたが、実際にいつの間にかお客さんが増えているらしい。

紆余(うよ)曲折あった三菱は今ではずいぶんとモデル数が絞られているが、そのなかで現行型デリカD:5の販売台数はじわじわと増えており、2024年は2万2000台、昨2025年はおよそ2万4000台を販売(自販連の車名別ランキングでは29位で三菱の登録車トップ)、過去最高台数を更新したというから驚きだ。何しろ現行型デリカのデビューは2007年、その後何度か大規模なマイナーチェンジを加えられているとはいえ、もう19年目なのである(「日産GT-R」と同い年!)。その余勢を駆ってというわけではないだろうが、2025年12月にまたもマイナーチェンジが行われた。再びデリカの時代がやって来たのかもしれない。

改良型「三菱デリカD:5」が発売されたのは2026年1月のこと。これまでの年間販売台数記録を更新する勢いで売れているという。
改良型「三菱デリカD:5」が発売されたのは2026年1月のこと。これまでの年間販売台数記録を更新する勢いで売れているという。拡大
ホイールアーチモールが付与され、全幅が1795mmから1815mmに拡大。今どきのクルマとしてはかなりナローな部類であり、高いアイポイントとも相まって運転しやすいクルマだ。
ホイールアーチモールが付与され、全幅が1795mmから1815mmに拡大。今どきのクルマとしてはかなりナローな部類であり、高いアイポイントとも相まって運転しやすいクルマだ。拡大
グリルのパターンが変わってもはや“電気シェーバー”顔ではなくなった。バンパー下部にはブロックパターンを採用し、ワイルドイメージを強化している。
グリルのパターンが変わってもはや“電気シェーバー”顔ではなくなった。バンパー下部にはブロックパターンを採用し、ワイルドイメージを強化している。拡大
新デザインのホイールも採用。この試乗車はスノードライブに備えてブリヂストンの最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」を履いていた(サイズはこれまでどおりの225/55R18)。
新デザインのホイールも採用。この試乗車はスノードライブに備えてブリヂストンの最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」を履いていた(サイズはこれまでどおりの225/55R18)。拡大