プジョー508、大幅改良でフロントマスク一新

2014.12.22 自動車ニュース webCG 編集部
「プジョー508」
「プジョー508」 拡大

「プジョー508」大幅改良でフロントマスク一新

プジョー・シトロエン・ジャポンは2014年12月19日、マイナーチェンジを実施し、スタイルと装備を新たにした「プジョー508/508SW」を、2015年1月10日に発売すると発表した。

「508SW」
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インストゥルメントパネルに備えられた7インチタッチスクリーン。
インストゥルメントパネルに備えられた7インチタッチスクリーン。 拡大
「グリフ」のナッパレザーシート。
「グリフ」のナッパレザーシート。 拡大

■新しいデザインのフロントマスクを採用

今回のマイナーチェンジでは、フロント周りのデザインを変更。ライオンエンブレムを中央に備えた新しい意匠のフロントグリルや、LEDヘッドライトを採用した。これにより、従来モデルより15mmオーバーハングが長くなっている。

また、セダンではリアまわりのデザインについても手を加えており、リアコンビネーションランプには「ライオンの爪痕」を表した3本のLEDポジションランプを採用。プロテクション機能を重視したというバンパーや、デュアルエギゾーストを模したクロムの装飾も特徴となっている。なお、これに伴ってセダンのリアオーバーハングは25mm長くなり、全長がワゴンモデルの「SW」と同じになった。

装備の強化も図っており、インテリアでは新たに7インチのタッチスクリーンを搭載。バックアイカメラの映像やカーナビゲーションシステム、Bluetooth通信、オーディオなどの操作をここに統合した。このほかにも、バックアイカメラを全車に、ブラインドスポットモニターシステムを上級グレードの「グリフ」に標準装備としたほか、グリフには「ブラック」と「コイーバ」の2色のナッパレザーシートを採用。運転席アクティブランバーサポートやポジションメモリー機能、ウェルカム機能なども新たに追加した。

1.6リッター直4直噴ターボエンジン。従来モデルより最高出力が9ps、燃費が28%向上している。


	1.6リッター直4直噴ターボエンジン。従来モデルより最高出力が9ps、燃費が28%向上している。
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■エンジンの改良により燃費とパワーを改善

パワーユニットは従来モデルと同じ1.6リッター直4直噴ターボエンジンだが、新開発の燃料噴射システムを採用することで燃費と出力を同時に改善。200バールの高圧で燃料を噴射することで、均一な混合気による燃焼を実現し、最高出力を165psに、燃費を13.6km/リッター(JC08モード)に向上させた。

これに組み合わせるトランスミッションには、フリクションの低減やハイギアード化などの改良を施した第3世代の6段ATを採用。これは新型「308」にも搭載しているもので、スムーズでダイレクトなシフトフィーリングを実現したという。また、アイドリングストップ機構を標準装備している。

ラインナップと価格は以下の通り。
・508アリュール:365万円
・508グリフ:425万円
・508SW アリュール:390万円
・508SW グリフ:453万円

(webCG)
 

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