第108回:ホンダ・ステップワゴンG・EX(前編)
2015.07.10 水野和敏的視点このアイデアは素晴らしいが……
今年の4月にフルモデルチェンジを果たしたホンダ・ステップワゴンは、1996年に登場した初代から数えて5代目に当たります。通常どおり跳ね上げて使うだけでなく、左半分が普通のドアのように横方向にも開閉できるテールゲート「わくわくゲート」が話題になっています。
ラインナップは従来どおり、いわばノーマルバージョンの「ステップワゴン」と、スポーティーな内外装を持ち、装備が充実した「ステップワゴン スパーダ」に大別されます。エンジンは“ダウンサイジング”が図られ、新開発の1.5リッターターボ(150ps、20.7kgm)が搭載されました。トランスミッションは全車CVTです。スパーダの上級グレードにはシフトパドルが装備されます。
試乗車は、ステップワゴンの最上級グレードである「G・EX」(258万8000円)です。Hondaインターナビやリアエンターテインメントシステムといったオプション装備を付け、総額で318万7400円になっています。
さて、まずは新型ステップワゴンを特徴付ける、わくわくゲートを見てみましょう。「ホンダの開発チームはずいぶん頑張ったな」と感心していますが、ひとつ疑問があります。これだけ大きなテールゲートなのに、なぜ電動のパワーアシスト機構が付かないのでしょうか。
この記事は会員限定公開です。webCGプレミアムプラン会員に登録すると<月額550円(税込)>、続きを読むことができます。
登録初月無料! | クレジットカードで会員登録いただくと、ご契約いただいた日からその月の末日までが無料になります。いつでも解約可能です。 |
---|
- 毎月20本以上、新型車の試乗記が先取りで読める!
- 人気のさまざまな連載エッセイも、いち早く読める!
- 100車種超! 「谷口信輝の新車試乗」がぜんぶ読める!
- あの漫画家・池沢早人師の特集記事も堪能できる!
- 頭脳派レーシングドライバー山野哲也の車評が分かる!
- 『日刊!名車列伝』で世界の名車に毎日触れられる!
- 自動車メーカー関連グッズのプレゼントに応募できる!
- 話題のニューモデルのアツい走りが動画で見られる!