フォード・フォーカスがマイナーチェンジ

2015.09.08 自動車ニュース webCG 編集部
「フォード・フォーカス」
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「フォード・フォーカス」がマイナーチェンジ

フォード・ジャパン・リミテッドは2015年9月8日、仕様・装備を大幅に変更した「フォーカス」を日本に導入すると発表した。同年10月3日に販売を開始する。

■テコ入れで「全方位進化」

今回、フォーカスのエクステリアには化粧直しが施された。大型の台形グリルや、パワードーム付きのエンジンフードが与えられ、前後コンビランプの形状もリニューアル。スポーティーなイメージが一段と強調された。
インテリアに関しては、シンプルかつ直感的な操作が可能なインフォテインメントシステム「MyFord Touch」を採用したことが、セリングポイントとなっている。

最大のトピックはパワートレインの変更だ。これまでの2リッター直4自然吸気エンジン(最高出力:170ps/6600rpm、最大トルク:20.6kgm/4450rpm)に代えて、新たに1.5リッター直4ターボのEcoBoostユニット(180ps/6000rpm、24.5kgm/1600-5000rpm)を搭載。パドルシフトを備えた6段ATが組み合わされる。
これにより、アウトプットの増大に加えて、燃費も14.3km/リッター(JC08モード)へと約20%向上。さらに、ボディーおよびシャシーの剛性アップやサスペンションの最適化を行うことで、ドライビングパフォーマンスを高めたという。
電動ステアリングのセッティングも、よりダイレクトな接地感が得られるように変更されている。

安全面では、自動ブレーキシステムのアップデートがトピック。50km/h以下で走行中に、レーダーセンサーで前方車両を検知、衝突回避・被害軽減のための制御が行われる。
さらに、今回新たに加えられた上級グレード「Sport+ EcoBoost」には、縦列駐車および後退による車庫入れ駐車時のハンドル操作を自動で行う「アクティブ・パークアシスト」や、車線を逸脱しそうになった場合に自動で補正する「レーンキープ・システム」、速度を調節しつつ前走車との車間距離を保つ「アダプティブ・クルーズコントロール」なども備わる。

ラインナップと価格は、以下の通り。
・フォーカスSport+ EcoBoost:349万円
・フォーカスSport EcoBoost:309万円

(webCG)

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