東京モーターショー2015

異色のコンセプトモデル「トヨタKIKAI」登場【東京モーターショー2015】

2015.10.08 自動車ニュース 沼田 亨
「トヨタKIKAI」
「トヨタKIKAI」 拡大

【東京モーターショー2015】異色のコンセプトモデル「トヨタKIKAI」登場

トヨタ自動車は2015年10月8日、第44回東京モーターショー(開催期間:2015年10月28日~11月8日。一般公開は10月30日から)に、コンセプトモデル「トヨタKIKAI(キカイ)」を出展すると発表した。

トヨタのKIKAIは、ボディーに隠されたメカニズムを前面に押し出した革新的な造形で、機械そのものの魅力を訴え「人とクルマの関係」の再構築を提案する、世界初出展となるコンセプトカーだ。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=3400×1800×1550mmで、ホイールベースは2450mm。
運転席を車体中央に、その左右に後席をオフセットした3座レイアウトを採用。ドライバーはより直感的に車両感覚を把握することが可能で、乗員間のほどよい距離感が、心地よい車内コミュニケーション空間を創出するという。パワーユニットは、1.5リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムをミドシップする。

エクスエリアには、機能そのものがダイレクトに表現される。燃料タンクや排気管など細部までこだわった造形に加え、アナログ的なメーターやスイッチで機械との対話を実現。運転席の足元にある小窓を通して前輪の動きや流れる路面が見えるなど、日常的な走行において、「走る」「曲がる」「止まる」を支える機械を五感でダイレクトに感じることができる。

(文=沼田 亨)

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