東京モーターショー2015

新型MINIコンバーチブル、東京で世界初公開【東京モーターショー2015】

2015.10.30 自動車ニュース サトータケシ
東京モーターショーのMINIブースに展示された2台の「MINIコンバーチブル」。
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【東京モーターショー2015】新型「MINIコンバーチブル」、東京で世界初公開

2015年10月28日に開幕した第44回東京モーターショー。MINIのブースでは、オープンモデル「MINIコンバーチブル」の新型が世界初公開された。

ほろを閉じた状態の「MINIコンバーチブル」。ルーフの開閉動作は18秒以内で完了できるという。


	ほろを閉じた状態の「MINIコンバーチブル」。ルーフの開閉動作は18秒以内で完了できるという。
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インテリアの様子。
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会場には、2015年9月に日本で初披露された「MINIクラブマン」も並べられた。正式な発売日は、2015年11月7日。
会場には、2015年9月に日本で初披露された「MINIクラブマン」も並べられた。正式な発売日は、2015年11月7日。 拡大

■主役は個性の異なる2モデル

BMWは今回、新型「MINIクラブマン」と、ワールドプレミアとなる新型MINIコンバーチブルを、東京モーターショーの会場に持ち込んだ。
2台の発表に先立って、BMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル社長が「日本は世界で10本の指に入るMINIの市場であり、ここで2台のニューモデルを披露するのは日本のMINIファンへの敬意と感謝を表すものです」などとあいさつした。

モデル紹介のプレゼンテーションを行ったのは、MINIのセールス&マーケティング本部長セバスチャン・マッケンゼン氏。氏は2台のニューモデルについて、次のように述べた。
「MINIはトレンドセッターであり、未来を感じさせるモデルを提案するブランドです。われわれのブランドをひとことで言い表せば、透明で明るく、滑らかなイメージということになるでしょうか。ここに紹介する2モデルも、そうしたイメージを具現するものです」

マッケンゼン氏は、「MINIコンバーチブルは高級コンパクトカーにおける初めての、そして唯一のオープンモデルである」と強調し、「雨が降ったらどうしようというオープンカー乗りの共通の悩みを、雨を予想する『MINI Connected』が解決します」と胸を張った。
オプションの「MINI Yours」ではユニオンジャック柄のほろが選べるなど、バリエーションの豊富さもさすがにMINIというべきか。このほろは30km/hまでの速度であれば18秒以内で開閉が可能だ。

続くMINIクラブマンは、「4枚のドアと、リアゲートの特徴的なスプリットドア、そして5名が座れるシートを備えたモデルです」と紹介された。急速に拡大しつつある高級コンパクトカー市場を見据えたモデルであり、特に長距離のドライブを望むMINIファンにうってつけであるとのことだ。

マッケンゼン氏は最後に、「本年1月から9月末までの全世界での販売台数は、24万5000台を数えました。これは前年同期比で+18%という素晴らしい数字です」と述べ、MINIが世界的に好調であることをアピールした。

(文=サトータケシ/写真=webCG)

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