「メルセデス・ベンツEクラス」がエンジン一新

2011.11.15 自動車ニュース

「メルセデス・ベンツEクラス」がエンジンを一新

メルセデス・ベンツ日本は2011年11月14日、新しい3.5リッターエンジンやアイドリングストップ機能、レーダー波を用いて衝突を避ける機能などを盛り込んだ新しい「Eクラス」を発売した。

「E300」および「E350」シリーズはエンジンを刷新。E300は従来の3リッターV6から新開発の3.5リッターV6に置き換わった。新エンジンは、Vバンク角が90度から2次振動の少ない60度となったほか、メルセデスの最新直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」が盛り込まれ、負荷に応じてリーンバーン燃焼、ストイキ燃焼、それらを組み合わせた均質成層燃焼モードを切り替える。最高出力252ps/6500rpm、最大トルク34.7kgm/3500-4500rpmと、従来比で21psと4.1kgm強化されたほか、10・15モード燃費は13.0km/リッター(JC08モードは12.0km/リッター)とされた。

また、E350にもよりチューニングを高めた同じエンジン(306ps/6500rpm、37.7kgm/3500-5250rpm)が用いられる。E300、E350ともにアイドリングストップ機能付き。エコカー減税およびグリーン税制制度が適用される。またE300に4MATIC(4WD)が追加された。

「E550」はエンジンを従来の5.5リッターV8から4.7リッターV8ツインターボとダウンサイズ。最高出力408ps/5000-5750rpm、最大トルク61.2kgm/1600-4750rpmと、従来比で21psと7.1kgm強化しつつ、燃費を約43%向上させた。

またハイパフォーマンスモデルの「E63 AMG」も、6.2リッターV8から5.5リッターV8ツインターボへとエンジンを変更。新エンジンは最高出力524ps/5250-5750rpm、最大トルク71.3kgm/1750-5000rpmを誇る。さらにパフォーマンスパッケージを選ぶと32psと10.3kgm上乗せされる。なお、E550にもE63 AMGにもアイドリングストップ機能が備わる。

今回、走行中に周囲の車両や障害物をレーダーで検知し、必要に応じて車両が自動的にブレーキを作動させて衝突を回避、もしくは衝突時の衝撃を軽減する「レーダーセーフティパッケージ」を設定した。セダン、ワゴンともにE350とE550に標準装備、その他のモデルでは19万円のオプションとなる。

このほか、1.8リッター直4ターボエンジンを搭載する「E250」は、外観を変更したほか、価格据え置きのままアイドリングストップ機能が追加された。

新しいEクラスの価格は、以下のとおり。

セダン
・E250 ブルーエフィシェンシー :634万円
・E250 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド:698万円
・E300 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド:720万円
・E300 4MATIC ブルーエフィシェンシー アバンギャルド:750万円
・E350 ブルーテック アバンギャルド:798万円
・E350 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド:872万円
・E550 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド:1120万円
・E63 AMG:1495万円。

ステーションワゴンはそれぞれ35万円高。「E250 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド」はセダンのみ。

(文=塩見智)

「メルセデス・ベンツEクラス」のセダン(写真手前)とステーションワゴン
「メルセデス・ベンツEクラス」のセダン(写真手前)とステーションワゴン 拡大
「Eクラス セダン」(写真は欧州仕様車)
「Eクラス セダン」(写真は欧州仕様車) 拡大
「Eクラス ステーションワゴン」(写真は欧州仕様車)
「Eクラス ステーションワゴン」(写真は欧州仕様車) 拡大

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