シトロエン、「DSライン」の3車種を展示
2011.11.04 輸入車■シトロエン、「DSライン」の3車種を展示
プジョー・シトロエン・ジャポンは、2011年11月30日のプレスデイで幕を開ける第42回東京モーターショーの出展概要を、11月4日に発表した。多くの輸入車同様、4年ぶりに東京モーターショーに戻ってくることになったシトロエンは、ブランドイメージにふさわしい、思い切った展示を行うことになった。
現在シトロエンには、ユニークなデザインや快適な乗り心地といった伝統を受け継ぎつつ、多くの人に受け入れられる親しみやすさも併せ持った「Cライン」と、独創的かつ革新的なクルマ作りを極限まで追求した「DSライン」が用意されている。しかし今回のショーではDSラインだけが展示される予定だ。
しかも今年9月に発売された「DS4」と「DS3レーシング」に加え、4月の上海モーターショーでワールドプレミアを果たし、来年後半に日本での発売が予定されているフラッグシップの「DS5」がジャパンプレミアとして登場する。DSラインの3車種すべてが勢揃いすることになるわけだ。
■ジャパンプレミアの「DS5」
DS5は、2005年のフランクフルトショーで公開されたコンセプトカー「C-スポーツラウンジ」がベースのクロスオーバーモデルである。グランツーリスモとステーションワゴンが融合した独特のフォルムと、ヘッドランプからAピラーへと伸びるサーベルのようなクロームラインが目を引く。
インテリアも個性的で、展示車には「黄褐色」という意味を持つ、Fauve(フォヴ)と名付けられた色が採用される。腕時計のストラップを思わせるレザーシート、航空機のコクピットを連想させるセンターコンソールやルーフのトグルスイッチとともに、DSラインのフラッグシップにふさわしい世界が表現されている。
展示車両は日本仕様を想定した右ハンドルで、1.6リッター直噴ツインスクロールターボエンジンに6速ATを組み合わせたパワートレインは「C5」でもおなじみのもの。156psの最高出力、24.5kgmの最大トルクもC5と変わらない。
■「DS4」は「パック・ペルソ」仕様を展示
クーペとSUVのクロスオーバーというコンセプトで登場したDS4は、日本では2タイプが販売されるが、ショーに姿を見せるのはDS5と同じ156psと24.5kgmを発生する1.6リッター・ターボに、6速EGS(エレクトロニック・ギアボックス・システム)を組み合わせた「シック」になる。
展示車両はパッケージオプションの「パック・ペルソ」装備モデルで、グリルやリアバンパーにダーククローム、フロントバンパーやリアスポイラーなどにマットグレーをあしらい、ドアミラーもクロームでドレスアップする。インテリアには白と黒の2トーンレザーシートがおごられている。
■ブラックとオレンジの「DS3レーシング」
限定販売となるDS3レーシングは、なんといってもブラックとオレンジの鮮烈な2トーンカラーと、フロントやサイドスカート、フェンダーなどに装着されるカーボンパーツが特徴。小粒ではあるが、ひときわ目立つ存在になるはずだ。
しかもWRCで7回のマニュファクチャラーズタイトルを獲得したシトロエンレーシングが仕立てただけあって、中身も普通のDS3とは別物。1.6リッターターボはタービンやコンピューター、エキゾースト系などに手が入れられており、207psまでスープアップされている。
(文=森口将之)
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