「MINIクラブマン」に「ジョンクーパーワークス」が追加
2017.01.25 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2017年1月25日、MINIブランドのステーションワゴン「MINIクラブマン」のモデルラインナップに、「ジョンクーパーワークス クラブマン」を追加設定し、販売を開始した。価格は500万円。
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最高出力は231ps!
ジョンクーパーワークスはMINIシリーズのトップパフォーマンスグレードであり、現行シリーズでは「MINI 3ドア」や「MINIコンバーチブル」に設定されている。クラブマンでは2015年9月のフルモデルチェンジ以降、設定されてこなかったが、今回再設定された。
エンジンは、従来型では1.6リッターターボだったが、新型では排気量が拡大され、最高出力231psの2リッター直4ターボに。最大トルクは32.6kgmで、オーバーブースト機能を使用時には35.7kgmにまで高められる。トランスミッションは8段ATで、駆動方式にはMINI独自の4WDシステム「ALL4(オールフォー)」を採用する。
走行性能も強化され、足まわりには、専用チューニングが施されたスポーツサスペンションを採用。さらに、コーナリング時のトラクションとハンドリング性能を向上させるエレクトロニックディファレンシャルロックコントロール(EDLC)、パフォーマンスコントロールを備えたダイナミックスタビリティーコントロール(DSC)も備わる。また、ブレーキシステムには、ブレンボ製の4ピストンキャリパーを採用している。
エクステリアでは、専用デザインのエアロダイナミックキットを標準装備。先述のブレーキキャリパーは赤く塗装され、サイドスカットルとともに「John Cooper Works」のロゴが刻印される。さらに、専用にデザインされた2トーンの19インチアロイホイールも標準装備となる。
インテリアもレーシーに仕立てられており、スポーティーな赤のステッチと、表面に印象的なクロスデザインが用いられた、ダイナミカレザーコンビネーションスポーツシートを採用。さらにシフトパドル付きスポーツステアリングホイールや専用のドアシルを装備したほか、アクセル/ブレーキペダルとドライバー用フットレストにはステンレス仕上げが施される。また、ルーフライニングにはアンスラサイト(濃いグレー)を採用する。
さらに、スポーティーなジョンクーパーワークスでありながら、MINIクラブマンが持つ、成熟した大人のイメージが強調された「エクスクルーシブスタイル」も導入された。エクステリアは、18インチアロイホイール・グリップスポークシルバーを装備することで、スポーティーかつシックにまとめられている。一方のインテリアは、MINI Yoursレザーラウンジシートの採用や、インテリアパーツの各所にクロームの縁取りを施すなど、よりエレガントな仕立てとされている。価格は530万円。
(webCG)