【ジュネーブショー2017】アストンマーティンがよりスポーティーな新ブランド「AMR」を創設

2017.03.08 自動車ニュース
「アストンマーティン・ヴァンテージAMR Pro」(手前)と「ラピードAMR」(奥)。
「アストンマーティン・ヴァンテージAMR Pro」(手前)と「ラピードAMR」(奥)。拡大

英アストンマーティンは2017年3月7日、第87回ジュネーブ国際モーターショー(開催期間:2017年3月19日まで)において、よりスポーディーな高性能モデルからなるサブブランド「AMR」を新設すると発表。同ブランドの2モデル「ラピードAMR」「ヴァンテージAMR Pro」を世界初公開した。

 
【ジュネーブショー2017】アストンマーティンがよりスポーティーな新ブランド「AMR」を創設の画像拡大
 
【ジュネーブショー2017】アストンマーティンがよりスポーティーな新ブランド「AMR」を創設の画像拡大

サーキットで得た知見をロードカーへ

AMRはモータースポーツのイメージやノウハウをロードカーに取り入れた、アストンマーティンの新しいサブブランドである。同社では主要モデルのすべてにAMR仕様の設定を計画している。

今回発表された2台のうち、ラピードAMRは同ブランドの第1弾となるモデルで、動力性能、シャシー、スタイリングに改良を加えるとともに、インテリアも特別な仕様となっている。一方ヴァンテージAMR Proは世界耐久選手権(WEC)などで活躍するアストンマーティン・レーシングの競技車両「V8ヴァンテージGTE」の技術をフィードバックしたモデルで、「レースカーのテクノロジーをロードカーに移植する、AMRの『サーキットからターマックへ』の哲学を妥協なく具現したクルマ」と説明されている。

これらAMRのヨーロッパにおける開発拠点およびブランドセンターは、ドイツのニュルブルクリンク北コースのすぐそばにある、アストンマーティン・ニュルブルクリンク試験場に置かれる。

各モデルの詳細は以下の通り。

「ラピードAMR」
「ラピードAMR」拡大
 
【ジュネーブショー2017】アストンマーティンがよりスポーティーな新ブランド「AMR」を創設の画像拡大

【ラピードAMR】
最高出力600psを発生する自然吸気の6リッターV12エンジンを搭載しており、最高速は336km/hという動力性能を発揮。新開発の21インチアルミホイールや、4本出しのエキゾーストシステム、新デザインのフロントグリル、専用形状のフロントのスプリッター、サイドシル、リアデッキリッドのエアロフラップなどにより、外観でも標準モデルとの差別化が図られている。さらに、エクステリアの各パーツにはカーボンファイバーを使用。インテリアには、ダークナイトのアルカンターラカバーにライムグリーンのアクセントを配したカーボンファイバー製軽量フロントシートや、同じくカーボンファイバーを使用したウオーターフォール、センターコンソール、ドアケーシングなどが採用されている。生産は、210台限定。

「ヴァンテージAMR Pro」
「ヴァンテージAMR Pro」拡大
 
【ジュネーブショー2017】アストンマーティンがよりスポーティーな新ブランド「AMR」を創設の画像拡大

【ヴァンテージAMR Pro】
サーキット走行を前提に動力性能を強化したモデルで、最高出力507psのGT4レース用エンジンを搭載。競技用に開発されたエンジンおよびトランスミッションマウント、レース仕様のアジャスタブルサスペンション、前=19インチ×9.5J、後ろ=19インチ×11.5Jのセンターロックホイール、そして「ミシュラン・パイロット カップ2」の採用により、卓越したハンドリングと、類いまれなグリップ/トラクション性能を実現しているという。

エクステリアは標準モデルとは大きく異なり、ボンネットやリアフェンダーにはWEC車両と同じものを採用。大開口のフルハイトグリルを備えたバンパーや、フロントエアダムおよびスプリッター、フロントフェンダー、サイドシルなどはいずれも新開発で、リアディフューザーのデザインにも手を加えている。また、カーボンファイバーが多用されたインテリアも同車の特徴で、アストンマーティンのビスポーク部門であるQ by Aston Martinが専用開発したロールケージも備わっている。生産台数は7台限定。

(webCG)

→「ジュネーブショー2017」の記事をもっと見る
 

関連キーワード:
V8ヴァンテージ, ラピード, ラピードS, アストンマーティン, モーターショー, ジュネーブモーターショー2017, 自動車ニュース

アストンマーティン V8ヴァンテージ の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • アストンマーティン・ヴァンテージ 2017.11.22 画像・写真 アストンマーティンが新型「ヴァンテージ」を発表。510psを発生する4リッターV8ターボエンジンにより、0-100km/h加速は3.7秒、最高速は314km/hという動力性能を実現している。レーシングカーの「ヴァンテージGTE」ともども、その姿を写真で紹介する。
  • アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2021.1.4 試乗記 新世代の「アストンマーティン・ヴァンテージ」にオープントップバージョン「ロードスター」が登場。早速ステアリングを握った筆者は、予想以上の官能性あふれる走りに、すっかり夢中になったのだった。
  • アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/7MT)【試乗記】 2020.6.4 試乗記 アストンマーティンのピュアスポーツカー「ヴァンテージ」に、新たに伝統的なMT仕様車がラインナップ。多くのスーパースポーツがAT化する時代に、あえてMTを選ぶ意味とは何か? 試乗を通して、その魅力に迫った。
  • アストンマーティンDB11 AMR(FR/8AT)【試乗記】 2019.7.10 試乗記 「AMR」とは、アストンマーティンレーシングの頭文字。競技車両開発のノウハウが注ぎ込まれた、アストンマーティンの高性能市販モデルに冠される名称だ。日本でも販売が開始された最新作「DB11 AMR」は、その名にふさわしい存在なのか。パフォーマンスを確かめてみた。
  • アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/8AT)【試乗記】 2018.9.5 試乗記 アストンマーティンのモデルラインナップの中でも、ピュアスポーツカーとしての役割を担う「ヴァンテージ」。2代目となった“ベビー・アストン”は、正しいエンジニアリングによって鍛えられた“フィジカルの強さ”を感じさせるFRスポーツに仕上がっていた。
ホームへ戻る