日産ノートe-POWER X モード・プレミア(前編)

2017.05.18 谷口信輝の新車試乗 SUPER GTや86/BRZ Raceで活躍中のレーシングドライバー谷口信輝が、本音でクルマを語り尽くす! 今回は「日産ノートe-POWER X モード・プレミア」に試乗する。ちまたで注目を集めるe-POWERだが、谷口は“電気自動車のまったく新しいカタチ”をどう見ている? まずはその走りからチェックしていこう。

プリウスPHVより断然スポーティー

「はっやいですねえ、このクルマ!」
箱根のいつものワインディングロードで日産ノートe-POWERの試乗を終えた谷口信輝は、開口一番、そう言い放った。しかも、同じ日にテストした「トヨタ・プリウスPHV」と比べても「全然速い!」とまで言い切ったのである。
「モーターにすごく力があって、思ったよりもスポーティーな走りが楽しめますね」
どうやらノートe-POWERの第一印象は上々だったようだ。

「サスペンションは硬めというか、しっかりめですよね。タイヤも比較的偏平率の低いスポーティーなタイプを履いているから、スポーツドライビングを意識しているのは間違いないでしょう」
で、実際にコーナリングした印象はどうだったのか?
「タイヤにぐっと荷重がかかったときのスプリングレートとかダンピングレートとかは、それなりに高いと思いますよ。プリウスPHVと比較しても、こっちのほうが高いですね。きっと、ミニサーキットとかでラップタイム計ったら、ノートe-POWERのほうが断然速いでしょう。パワー感というかモーター感は、とても気に入りました」

「ただし、ハンドリングのリニアリティーではプリウスPHVのほうが上ですね。足まわりのバランスとか味付けといった面でもプリウスPHVのほうが好みです」
谷口自身、個人的に現行「プリウス」を所有しているくらいだから、プリウスPHVのほうが波長があうのはやむを得ないところ。それでも、あの谷口が“スポーティー”とまで評したところに、このノートe-POWERの実力の一端は表れているような気がする。

もっとも、谷口が“スポーティー”と感じたのには、ちょっとした理由がある。今回、彼に試乗してもらったのは、オーテックジャパンが手がけたモード・プレミアと呼ばれるカスタムカー。これにはツーリングパッケージと呼ばれるセットオプションが装備されていて、195/55R16タイヤ、専用チューニングサスペンション、ボディー補強(フロントクロスバー、フロント&リアサスペンションメンバーステー、センタートンネルステー、テールクロスバー)といった走りを強化するパーツが少なからず盛り込まれているのだ。したがって谷口が指摘した“スポーティー”をノートe-POWERに求めるなら、このモード・プレミアを忘れずにオーダーすることをお勧めしておきたい。

 
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日産ノートe-POWER X モード・プレミア
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4130×1695×1520mm/ホイールベース:2600mm/車重:1230kg/駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直3 DOHC 12バルブ/モーター:交流同期電動機/エンジン最高出力:79ps(58kW)/5400rpm/エンジン最大トルク:103Nm(10.5kgm)/3600-5200rpm/モーター最高出力:109ps(80kW)/3008-10000rpm/モーター最大トルク:254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm/タイヤ:(前)195/55R16 (後)195/55R16/価格:220万7520円
日産ノートe-POWER X モード・プレミア
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4130×1695×1520mm/ホイールベース:2600mm/車重:1230kg/駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直3 DOHC 12バルブ/モーター:交流同期電動機/エンジン最高出力:79ps(58kW)/5400rpm/エンジン最大トルク:103Nm(10.5kgm)/3600-5200rpm/モーター最高出力:109ps(80kW)/3008-10000rpm/モーター最大トルク:254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm/タイヤ:(前)195/55R16 (後)195/55R16/価格:220万7520円拡大
 
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