「スズキ・エスクード」にパワフルなターボモデル登場
2017.07.26 自動車ニュース![]() |
スズキは2017年7月26日、コンパクトSUV「エスクード」に1.4リッターターボエンジンを搭載した新グレード「1.4ターボ」を追加し、販売を開始した。
力強い走りとスポーティーな内外装が特徴
エスクード1.4ターボのエンジンは、今回が日本初導入となる「K14C」型1.4リッター直4直噴ガソリンターボで、最高出力136ps/5500rpm、最大トルク210Nm/2100-4000rpmを発生。ワイドレンジのトルコン式6段ATとの組み合わせにより、優れた発進加速性能と登坂性能を実現している。また、燃費はJC08モード計測で16.8km/リッターとされており、高効率のターボエンジンでありながら、無鉛レギュラーガソリンに対応する経済性も持ち合わせている。
駆動方式は4WDのみで、1.6リッターモデルと同じくフルタイム4WDの「ALLGRIP(オールグリップ)」が採用される。走行モードには「AUTO」「SPORT」「SNOW」「LOCK」の4種類が用意されており、優れた走破性能とオンロードでの高い走行安定性を実現しているという。
運転支援システムの充実ぶりも1.6リッターモデルと同様で、自動緊急ブレーキや各種警戒警報機能、SRSカーテンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、アダプティブクルーズコントロールが標準装備される。
一方、内外装は1.6リッターモデルと大きく異なっており、エクステリアについては専用デザインのメッキフロントグリルやアルミホイール、ルーフレールを採用。黒を基調に、各所に赤のアクセントを施したインテリアには、ステンレス製ペダルプレートや専用ステアリングホイールなどを用いている。
これらを含む1.4ターボの主な装備は以下の通り。
- メッキフロントグリル(5スロットタイプ)
- 17インチアルミホイール(ブラック塗装)
- ルーフレール
- LEDヘッドランプ(レッドプロジェクターカバー付き)
- LEDサイドターンランプ付きカラードドアミラー(高輝度シルバー)
- ステンレス製ペダルプレート
- 本革巻きステアリングホイール(オーディオスイッチ付き)
- 本革&スエード調シート表皮(エンボス加工)
- 6スピーカー(フロント2、フロントツイーター2、リア2)
- アームレスト機能付きコンソールボックス
- アルマイトレッド装飾(メーターリング、エアコンルーバーリング、センタークロックガーニッシュ)
- レッドステッチ(ステアリングホイール、シフトブーツ、シート)
価格は258万6600円
(文=webCG/写真=向後一宏)