装備を強化した最新の「メルセデス・ベンツSクラス」上陸

2017.08.09 自動車ニュース
「メルセデス・ベンツS400」。「Sクラス」の発表会は、東京外環道の三郷南ICと高谷JCTの間の未開通区間を利用して行われた。
「メルセデス・ベンツS400」。「Sクラス」の発表会は、東京外環道の三郷南ICと高谷JCTの間の未開通区間を利用して行われた。拡大

メルセデス・ベンツ日本は2017年8月9日、フラッグシップセダン「メルセデス・ベンツSクラス」のマイナーチェンジモデルを発表。同日、予約受注を開始した。

「S400」のバックショット。リアコンビランプには新たに「クリスタルルック」を採用した。
「S400」のバックショット。リアコンビランプには新たに「クリスタルルック」を採用した。拡大
最上級グレードの「AMG S65ロング」。
最上級グレードの「AMG S65ロング」。拡大
「AMG S65ロング」のバックショット。
「AMG S65ロング」のバックショット。拡大
「Sクラス」の発表会では、スマートフォンを利用して車外からリモートで駐車ができる、「リモートパーキングアシスト」のデモンストレーションが行われた。
「Sクラス」の発表会では、スマートフォンを利用して車外からリモートで駐車ができる、「リモートパーキングアシスト」のデモンストレーションが行われた。拡大

運転支援機能を追加

“W222”と呼ばれる6代目Sクラスが登場したのは2013年のこと。以来、世界中で30万台を超えるセールスを記録するなど、ラグジュアリーセダンの代名詞としてのポジションを守り続けている。そんなメルセデスのフラッグシップセダンがこの4月にマイナーチェンジされ、日本でもいよいよ販売がスタートする。

今回のマイナーチェンジでは、デザインの手直しに加えて、安全性を高める「インテリジェントドライブ」の機能強化やテレマティクスサービス「Mercedes me connect」の導入などがハイライトになる。

エクステリアは、フロントおよびリアのデザインをリニューアル。3本の光ファイバーを配したヘッドランプや、ツインルーバーを備えるラジエーターグリル、ワイドなエアインテークなどを採用することで、フロントマスクはより精悍(せいかん)に。一方、リアは“クリスタルルック”のLEDリアコンビネーションランプや、左右のエキゾーストエンドを結ぶクロームトリムなどにより、存在感が高められた。

メルセデスの“統合的安全性”を実現するインテリジェントドライブは、新機能の追加や機能強化が行われている。例えば、ステアリングアシスト付きのレーダークルーズコントロール「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付き)」は、停止後30秒以内であればドライバーの操作がなくても自動的に発進可能に。また、高速道路でウインカーを操作するだけで自動的に車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、緊急時のステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」など、現行型の「Eクラス」に準ずる機能が与えられている。ステレオカメラからの情報をもとに自動的に配光パターンを調整する「マルチビームLED」には、新たにハイビームを補う「ウルトラハイビーム」機能が追加された。

「S400」のインテリア。
「S400」のインテリア。拡大
ヘッドライトの中には、光ファイバーによる3本のラインが設けられた。
ヘッドライトの中には、光ファイバーによる3本のラインが設けられた。拡大
フォトセッションの様子。写真左から、独ダイムラー「Mercedes me connect」開発担当のアンドレアス・ハフナー氏、同じくダイムラーの「Sクラス」開発担当 ドミニク・フォーフト氏、そしてメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長。
フォトセッションの様子。写真左から、独ダイムラー「Mercedes me connect」開発担当のアンドレアス・ハフナー氏、同じくダイムラーの「Sクラス」開発担当 ドミニク・フォーフト氏、そしてメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長。拡大
メルセデスのラインナップを従える「S560ロング」。
メルセデスのラインナップを従える「S560ロング」。拡大

通信サービスがセリングポイント

このSクラスが初導入となるテレマティクスサービスのMercedes me connectでは、「安心安全サービス」「快適サービス」「おもてなしサービス」の3つを提供。安心安全サービスは、事故発生時に自動または乗員の操作によってコールセンターに通報する24時間緊急通報サービスなどを最長10年間無償で提供。快適サービスでは、スマートフォンから車両の状況が確認できるとともに、ドアのロック/アンロック、駐車位置検索、さらには、車外から車庫入れ/車庫出しができる「リモートパーキングアシスト」を可能としている。さらに、オペレーターが施設検索やレストラン/ホテルの検索・予約などを行う「メルセデス・ベンツ24時間コンシェルジュサービス」を開始する(2017年8月14日サービス開始予定)。
    
ラインナップは、3リッターV6ツインターボを搭載する「S400」、気筒休止機構を備える4リッターV8ツインターボを搭載する「S560ロング/S560 4MATICロング」、6リッターV12を積む「S600ロング」、「メルセデスAMG GT」の流れをくむ4リッターV8ツインターボを搭載する「メルセデスAMG S63ロング/S63 4MATIC+ ロング」、そして、V12エンジン搭載の「メルセデスAMG S65ロング」で、価格は以下の通り。

  • S400:1128万円
  • S560ロング:1646万円
  • S560 4MATICロング:1681万円
  • S600ロング:2331万円
  • メルセデスAMG S63ロング:2451万円
  • メルセデスAMG S63 4MATIC+ ロング:2491万円
  • メルセデスAMG S65ロング:3323万円

なお、納車は2017年9月上旬に開始されるが、S560ロング、S600ロング、メルセデスAMG S63ロング、メルセデスAMG S65ロングの4モデルについては、2017年12月ごろとなる予定。

(文=生方 聡)

関連キーワード:
Sクラス セダン, メルセデス・ベンツ, 自動車ニュース

メルセデス・ベンツ の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • メルセデス・ベンツE300アバンギャルド スポーツ(FR/9AT)【試乗記】 2019.9.12 試乗記 メルセデス・ベンツの基幹モデル「Eクラス」に、新グレード「E300アバンギャルド スポーツ」が登場。高出力の2リッターターボエンジンと軽快なフットワークが実現する、スポーティーでありながらも洗練された走りをリポートする。
  • BMW 320d xDrive Mスポーツ(4WD/8AT)【試乗記】 2019.8.26 試乗記 新型「BMW 3シリーズ」に追加された2リッター直4ディーゼルモデル「320d xDrive Mスポーツ」に試乗。その出来栄えは、「BMWといえばガソリン直列6気筒」といった“伝統的エンスー”の固定観念を覆す、実に印象的なものだった。
  • シボレー・コルベット グランスポーツ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2019.8.23 試乗記 ついにミドシップの新型が発表された「シボレー・コルベット」。“最後のFR”となることが確定した現行モデルとのドライブを通し、アメリカ伝統のスーパースポーツが革新の道を選んだ理由と、今日に至るコルベットの歴史に思いをはせた。
  • メルセデスAMG E63 S 4MATIC+(4WD/9AT)【試乗記】 2017.10.20 試乗記 最高出力600psオーバーのターボエンジンを搭載する「メルセデスAMG E63 S 4MATIC+」に試乗。メルセデスが送り出してきたミッドサイズセダンの中で最速とされる、高性能モデルの走りを報告する。
  • 日産スカイラインGT Type SP(ハイブリッド) /スカイラインGT Type P(V6ターボ)【試乗記】 2019.9.5 試乗記 マイナーチェンジを受けた「日産スカイライン」のハイブリッドモデルと、日本初導入の3リッターV6ターボモデルに試乗。前者に国産市販車として初めて搭載された、同一車線内での“ハンズオフ”走行を実現する運転支援システム「プロパイロット2.0」の実用性や使い勝手を確かめてみた。
ホームへ戻る