【トミカプレミアムNo.11】日産スカイラインGT-R VスペックII Nur
2017.08.30 トミカ大写真展強力な直6ツインターボエンジン「RB26DETT」と電子制御4WDをはじめとしたハイテクを擁し、1989年に登場した“第2世代GT-R”。1999年デビューのR34型はその集大成にあたり、“最後の直6 GT-R”として今日でも根強い人気を保っている。
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1/14“モータースポーツ直系”の技術を取り入れて開発された日産のハイパフォーマンススポーツモデル「スカイラインGT-R」。今回のモデルは、1999年に登場したR34型である。(写真=郡大二郎)
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2/141989年のR32型のデビュー以来、3代・13年にわたり活躍を続けた“第2世代GT-R”。強力な2.6リッター直6ツインターボエンジン「RB26DETT」に加え、電子制御フルタイム4WDの「アテーサE-TS」、四輪操舵機構「スーパーハイキャス」など、さまざまなハイテクが用いられていた。(写真=郡大二郎)
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3/14“第2世代GT-R”のトリを飾ったのがR34型である。大幅に高められたボディー剛性に加え、四輪操舵機構には走行状態をモニタリングして適正な後輪操舵量を算出するヨーレイトフィードバック制御を採用するなど、ドライブトレインも進化。集大成と呼ぶにふさわしい動力性能を実現していた。(写真=郡大二郎)
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4/14R34型「GT-R」では、空力性能についても考慮されており、分割式の調整機構付きリアスポイラーなどに加え、オプションでカーボン製のアンダーパネルも用意されていた。(写真=郡大二郎)
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5/14R34型「GT-R」の中でも、「VスペックII Nur」は生産終了の半年前に発表された最終記念モデルであり、発売日の2002年1月24日に全500台が即日完売となった。(写真=郡大二郎)
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6/14NACAダクト付きのエンジンフードは2000年10月に設定された上級グレード「VスペックII」の特徴。カーボン製のこのエンジンフードは、もちろん「VスペックII Nur」にも用いられた。(写真=郡大二郎)
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7/14最後の限定モデルである「VスペックII Nur」および「MスペックNur」には、耐久レースに用いられるN1仕様のユニットをベースに、ピストンやコンロッドなどを“バランス取り”した専用エンジンが搭載された。(写真=郡大二郎)
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8/14245/40ZR18という大径・幅広のタイヤを収めるため、標準車とは大きく異なる形状となったフェンダーパネル。その形状は前がオーバーフェンダー、後ろがブリスターフェンダーという変則的なもので、R34型「GT-R」に独特のすご味を与えていた。(写真=郡大二郎)
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9/14立体成形の専用エンブレムやゴールド塗装のシリンダーヘッドカバーなど、視覚的にも標準モデルとの差別化が図られていた「VスペックII Nur」と「MスペックNur」。後者には専用ボディーカラーの「ミレニアムジェイド」も設定された。(写真=郡大二郎)
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10/14車内には、フルスケール300km/hの専用スピードメーターが装備されていた。(写真=郡大二郎)
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11/14従来モデルのR32型やR33型と同じく、さまざまなレースで活躍を見せたR34型「GT-R」。国内の全日本GT選手権やスーパー耐久に加え、海外ではニュルブルクリンク24時間レースに投入された。(写真=荒川正幸)
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12/14それまでのモデルとは違い、R34型「GT-R」はサーキットだけでなく映画でも活躍。『ワイルド・スピード』シリーズに故ポール・ウォーカー演じる主人公の愛車として登場し、注目を集めた。(写真=荒川正幸)
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13/14“第2世代GT-R”の集大成として、既存のモデルを上回る動力性能を実現していたR34型「GT-R」だが、日本におけるスポーツカー人気の低迷や、排出ガス規制の強化などにより、2002年8月に生産終了となった。(写真=荒川正幸)
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14/14デビューからわずか2年半で姿を消したR34型「GT-R」だが、「最後の『スカイラインGT-R』」「最後の直6 GT-R」として、今日でも根強い人気を誇っている。(写真=荒川正幸)