【F1 2017 続報】第18戦メキシコGP「新王者ハミルトンの強さ」

2017.10.30 自動車ニュース bg
F1第18戦メキシコGPで、メルセデスのルイス・ハミルトン(写真)が2017年のワールドチャンピオンに輝いた。(Photo=Mercedes)
F1第18戦メキシコGPで、メルセデスのルイス・ハミルトン(写真)が2017年のワールドチャンピオンに輝いた。(Photo=Mercedes)拡大

2017年10月29日、メキシコのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われたF1世界選手権第18戦メキシコGP。4度目のタイトルに王手をかけたルイス・ハミルトンと、それを阻みたいセバスチャン・ベッテルのチャンピオン争いは、スタートから予想外の展開となった。

メキシコGPで優勝を飾ったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真中央)、2位に入ったメルセデスのバルテリ・ボッタス(同左)、3位でレースを終えたフェラーリのキミ・ライコネン(同右)。(Photo=Red Bull Racing)
メキシコGPで優勝を飾ったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真中央)、2位に入ったメルセデスのバルテリ・ボッタス(同左)、3位でレースを終えたフェラーリのキミ・ライコネン(同右)。(Photo=Red Bull Racing)拡大
会心のアタックでポールポジションを決めたフェラーリのセバスチャン・ベッテル(写真)。「パーフェクトラップだった」とは予選後の弁。自滅を重ねたアジア3戦、そしてメルセデスに完敗した前戦アメリカGPでは見られなかった笑顔が戻った。節目となる通算50回目のポールは、歴代記録で1位ハミルトン(72回)、2位ミハエル・シューマッハー(68回)、3位アイルトン・セナ(65回)に次ぐ4位。(Photo=Ferrari)
会心のアタックでポールポジションを決めたフェラーリのセバスチャン・ベッテル(写真)。「パーフェクトラップだった」とは予選後の弁。自滅を重ねたアジア3戦、そしてメルセデスに完敗した前戦アメリカGPでは見られなかった笑顔が戻った。節目となる通算50回目のポールは、歴代記録で1位ハミルトン(72回)、2位ミハエル・シューマッハー(68回)、3位アイルトン・セナ(65回)に次ぐ4位。(Photo=Ferrari)拡大
ポールシッターのベッテル(写真手前左)に、2番グリッドスタートのフェルスタッペン(同中央)が襲いかかった。2台は続くターン2で接触、ベッテルはフロントウイングを壊し、さらにハミルトン(同右)にも当たってしまう。(Photo=Ferrari)
 
ポールシッターのベッテル(写真手前左)に、2番グリッドスタートのフェルスタッペン(同中央)が襲いかかった。2台は続くターン2で接触、ベッテルはフロントウイングを壊し、さらにハミルトン(同右)にも当たってしまう。(Photo=Ferrari)
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目指すは「勝ってタイトル獲得」

残り3戦=75点満点で66点差。メルセデスのルイス・ハミルトンがメキシコGPで4度目のタイトルを決めるためには、このレースでランキング2位のセバスチャン・ベッテルとのギャップを50点以上キープできていればよかった。

つまりベッテルが優勝しようとも、ハミルトンは5位でゴールすればチャンピオンになれるという圧倒的に有利な状況にいた。今季ハミルトンが5位以下でフィニッシュしたのは、大苦戦した5月の第6戦モナコGP(7位)のみであることからも、ハミルトンの歓喜の瞬間はここで訪れるだろうと、おおかたがみていた。

この「5位以上」という条件は、ハミルトンが初タイトルを取ったデビュー2年目の2008年最終戦と同じ。プレッシャーとウエットコンディションという難敵を相手にファイナルラップに入るまで6位を走っていた彼は、ゴール目前で何とか5位に上がり、初めての栄冠を手にした。当時23歳だった若者も今では円熟を極めた32歳。勝利数62回、ポールポジションに至っては歴代最多72回を記録する名ドライバーへと成長した。多くの経験と今季の大量得点を背景に、余裕をもってタイトル決定戦へと臨むハミルトンが狙うのは、当然、レースで勝ってチャンピオンになること。しかし舞台となるメキシコは、メルセデスにとって若干の不安が残る場所であった。

メキシコシティにあるエルマノス・ロドリゲスは、標高2200m超にあるため平地よりも20%以上空気が薄く、結果、通常よりもエンジンパワーや冷却効率が落ち、さらにダウンフォースも減ってしまう。長い2本の直線を複合コーナーで結んだメキシコのレイアウトは、超高速コースとして知られるイタリアGPのモンツァに似ていなくもないが、高地対策を施した各車は、低速コースのモナコやハンガリーのように目いっぱいダウンフォースが得られるようなセッティングで戦わなければならない。

今年イタリアで強かったのはメルセデス、モナコとハンガリーで勝ったのはフェラーリ。今季型「メルセデスW08」の弱点はハイダウンフォースが要求されるコースで露呈していたことを忘れてはならない。

ハミルトンとメルセデスが理想とする「勝ってチャンピオン」がメキシコで実現するか。あるいはこれにフェラーリ、レッドブルが食い下がるのか。ほぼ決まりかけていたチャンピオンシップに、そんなアクセントが添えられた週末となった。

オープニングラップで見られたフェルスタッペン(写真手前)とベッテル(同奥)とのつばぜり合い。タイトルとは無関係なフェルスタッペンは、予選で初ポールを逃し2位と悔しい思いをしたが、レースでは、優勝したマレーシアGP同様にアグレッシブに攻めてトップ奪取に成功。その後は圧倒的なスピードで後続を引き離し、今季2勝目を飾った。(Photo=Red Bull Racing)
オープニングラップで見られたフェルスタッペン(写真手前)とベッテル(同奥)とのつばぜり合い。タイトルとは無関係なフェルスタッペンは、予選で初ポールを逃し2位と悔しい思いをしたが、レースでは、優勝したマレーシアGP同様にアグレッシブに攻めてトップ奪取に成功。その後は圧倒的なスピードで後続を引き離し、今季2勝目を飾った。(Photo=Red Bull Racing)拡大
シーズン後半に入り、絶好調のハミルトンの陰に隠れがちだったボッタス(写真)が2位フィニッシュ。9月のシンガポールGP以来となる表彰台にのぼった。ランキング2位のベッテルを15点差の前方に捉え、残り2戦に臨む。(Photo=Mercedes)
シーズン後半に入り、絶好調のハミルトンの陰に隠れがちだったボッタス(写真)が2位フィニッシュ。9月のシンガポールGP以来となる表彰台にのぼった。ランキング2位のベッテルを15点差の前方に捉え、残り2戦に臨む。(Photo=Mercedes)拡大

ベッテル、通算50回目のポールポジション

メルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルの三つどもえの戦いという予想は予選で的中し、トップ10グリッドを決めるQ3になると白熱したポールポジション争いが繰り広げられた。

最初のアタックで最速だったのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。だが、先月20歳になったばかりのフライング・ダッチマンによる最年少ポール記録樹立を、同記録の保持者であるベッテルが阻んだ。フェラーリのエースはコースレコードを更新し、0.086秒という僅差で今季4回目、節目となる通算50回目のポールを獲得し、会心の笑みを浮かべセッションを終えた。

フェルスタッペンは2回目の走行でタイムアップならず、悔しさをにじませての予選2位。前戦アメリカGPでコンストラクターズタイトル4連覇を達成したメルセデス勢は2列目に追いやられ、ハミルトン3位、バルテリ・ボッタスは4位だった。

5番手につけたのはフェラーリのもう1台、キミ・ライコネン。フォースインディアで健闘したエステバン・オコンが6番手と好位置を得た。レッドブルでペースが伸び悩んだダニエル・リカルドは7番手タイムにとどまり、セッション後にパワーユニット交換のペナルティーで16番グリッドに降格した。

ルノー同士のグリッドポジション争いは、先輩格ニコ・ヒュルケンベルグに軍配が上がり7番グリッド、アメリカGPからチームに加わったカルロス・サインツJr.は8番グリッド。そして母国の大声援を背に、フォースインディアのセルジオ・ペレスが9番グリッドからレースに臨むことになり、リカルドの降格でウィリアムズのフェリッペ・マッサが繰り上がりトップ10入りした。

予選5番手、スタートで6番手に落ちたライコネン(写真)は2戦連続の3位表彰台。「スタートは悪くなかったけど、後続のマシンにスリップストリームを使われてしまった。よく挽回したね」と、淡々としたコメント。(Photo=Ferrari)
予選5番手、スタートで6番手に落ちたライコネン(写真)は2戦連続の3位表彰台。「スタートは悪くなかったけど、後続のマシンにスリップストリームを使われてしまった。よく挽回したね」と、淡々としたコメント。(Photo=Ferrari)拡大
優勝してタイトルを決めたいハミルトン(写真右)だったが、スタート直後に思わぬ不運に見舞われた。ターン2でフェルスタッペン(同左)と接触し3位に落ちたベッテル(同奥)とヒット、ハミルトンのメルセデスはリアタイヤをパンクさせ、フロントウイングを壊したベッテルとともに緊急ピットインを強いられた。最後尾から追い上げて9位入賞、ベッテルとのポイント差を56点とした彼は今季のドライバーズタイトルを獲得した。(Photo=Mercedes)
優勝してタイトルを決めたいハミルトン(写真右)だったが、スタート直後に思わぬ不運に見舞われた。ターン2でフェルスタッペン(同左)と接触し3位に落ちたベッテル(同奥)とヒット、ハミルトンのメルセデスはリアタイヤをパンクさせ、フロントウイングを壊したベッテルとともに緊急ピットインを強いられた。最後尾から追い上げて9位入賞、ベッテルとのポイント差を56点とした彼は今季のドライバーズタイトルを獲得した。(Photo=Mercedes)拡大
0周リタイアを喫したシンガポールGP同様、失うものは何もないフェルスタッペンと張り合い接触したベッテル(写真)。最後尾から挽回し4位でフィニッシュするも、チャンピオントロフィーはハミルトンの手に渡った。チェッカードフラッグ後のパレードラップ中、並走するハミルトンをたたえ拍手を送っていた。(Photo=Ferrari)
0周リタイアを喫したシンガポールGP同様、失うものは何もないフェルスタッペンと張り合い接触したベッテル(写真)。最後尾から挽回し4位でフィニッシュするも、チャンピオントロフィーはハミルトンの手に渡った。チェッカードフラッグ後のパレードラップ中、並走するハミルトンをたたえ拍手を送っていた。(Photo=Ferrari)拡大

フェルスタッペンがトップ、ベッテル、ハミルトンは最後尾に

71周のレースは予想外の展開で始まった。シグナルが消えスタートが切られると、気鋭のフェルスタッペンがタイトルを争う2人に襲いかかった。長いストレートで3台が並ぶように向かうと、ベッテルとフェルスタッペンがラインを交錯しながらターン1へ進入。続くターン2で2台は軽く接触し、ベッテルはフロントウイングを破損し2位へ落ち、フェルスタッペンがトップを奪取した。

ハミルトンは、手負いのマシンを駆るベッテルをすぐさま抜き去り2位に上がる。しかしその直後、今度はベッテルのフロントウイングとハミルトンのリアタイヤが当たり、メルセデスのリアタイヤはパンクしてしまう。ベッテルとハミルトンはピットで応急処置を施し、最後尾に落ちるという波乱の幕開けとなった。

1位フェルスタッペン、2位ボッタス、3位オコン、4位ヒュルケンベルグ、5位ペレス、6位ライコネンという順位でオープニングラップは終了。首位フェルスタッペンは快調に飛ばし、2位ボッタスとの間に早々に5秒以上のクッションを築いてしまった。この日のフェルスタッペンに敵はおらず、結局20秒ものリードタイムを築いて優勝を飾ることになる。レッドブル勢に不安があったとすればマシントラブルだけ。チームメイトのリカルドはレース早々にヘルメットを脱いでおり、またトロロッソを含めたルノー・パワーユニット勢は6台中4台が完走できずに終わるのであった。

タイトル争奪戦の主役たちは苦しい戦いを強いられていた。抜きにくいメキシコでベッテルはオーバーテイクを繰り返し、25周目には入賞圏内の10位へ。パンクによるスロー走行で大きく遅れたハミルトンは最後尾からなかなか抜け出せずにいた。ハミルトンのタイトル決定を阻止するためには、少なくともベッテルは2位でゴールし、ハミルトンが10位以下でなければならない。自力でタイトルが取れないフェラーリの、できる限りの、望みの薄い抵抗が続くことになった。

32周目、ブレンドン・ハートレーのトロロッソが白煙を出しストップすると、バーチャル・セーフティーカーの指示が出た。このタイミングで、ピットストップを行っていなかった1位フェルスタッペンを含む各車がタイヤ交換に踏み切り、ベッテルもこの動きにならいフレッシュなタイヤを装着した。トップのフェルスタッペンと2位ボッタスはスーパーソフト、3位に上がったライコネンと4位オコンはソフト、8位につけていたベッテルは一番やわらかいウルトラソフトでレース後半戦に臨んだ。

2015年、23年ぶりにF1が戻ってきたメキシコGPは今年もチケット完売の人気ぶりで、母国のヒーローであるセルジオ・ペレス(写真)にはひときわ大きな声援が送られていた。9番グリッドスタートのペレスは、バーチャル・セーフティーカーのタイミングでランス・ストロールのウィリアムズに抜かれてしまったものの、安定した速さで7位入賞を果たした。チームメイトのエステバン・オコンも5位に入り、中堅チームのフォースインディアは3強(メルセデス、フェラーリ、レッドブル)に次ぐコンストラクターズランキング4位を決めた。(Photo=Force India)
2015年、23年ぶりにF1が戻ってきたメキシコGPは今年もチケット完売の人気ぶりで、母国のヒーローであるセルジオ・ペレス(写真)にはひときわ大きな声援が送られていた。9番グリッドスタートのペレスは、バーチャル・セーフティーカーのタイミングでランス・ストロールのウィリアムズに抜かれてしまったものの、安定した速さで7位入賞を果たした。チームメイトのエステバン・オコンも5位に入り、中堅チームのフォースインディアは3強(メルセデス、フェラーリ、レッドブル)に次ぐコンストラクターズランキング4位を決めた。(Photo=Force India)拡大

ベッテル4位、ハミルトン9位でタイトル決定

ベッテルのリカバリーランは続いた。残り20周でペレスをオーバーテイクし6位、程なくしてランス・ストロールもかわし、ファステストラップをたたき出しながら今度はオコンを抜き去り4位まできた。しかし3位を走っていたチームメイトのライコネンは23秒も前方におり、タイトル阻止条件の2位はさらにはるか先。加えてハミルトンも10位、そして残り3周で9位に上がってきたことで、万事休すとなった。

表彰台の頂点に立ったフェルスタッペンは、第15戦マレーシアGPに続く今季2勝目に喜びの様子。予選でポールを逃し、また前戦アメリカGP(と、昨年のメキシコGP)では3位でゴールするも、トラックリミット越えのペナルティーで表彰台から引きずり降ろされた、もろもろの悔しさを晴らす勝利だった。

しかしこのレースの主役はやはりハミルトンだ。ユニオンジャックを片手にレース後のパレードラップを終えた2017年チャンピオンは、サーキットに詰めかけたファン、そしてタイトルに向けて一丸となってサポートし続けてくれたチームや家族に対して感謝の気持ちを語った。もちろん9位でチャンピオンになるというのは不本意だったはずで、「とても変なレースだった」と振り返っていたが、4度目のタイトル獲得という偉業を達成したことに違いはない。

これでハミルトンは、タイトル数でミハエル・シューマッハー(7回)、ファン・マニュエル・ファンジオ(5回)に次ぎ、アラン・プロスト、そしてベッテルと肩を並べるまでになった。

マクラーレンは、ホンダのパワーユニットの交換ペナルティーでフェルナンド・アロンソ(写真後ろ)18番グリッド、ストフェル・バンドールン(同前)は19番グリッド。しかしアロンソは予選Q1で最速タイムから遅れること0.192秒の5番手につけており、マシンのパフォーマンスには満足していた。レースではアロンソがポイント圏最後の10位フィニッシュ、バンドールンは12位完走。なおマクラーレンは、アロンソが2018年のデイトナ24時間レースに初挑戦することを発表した。今年のインディアナポリス500に続く、アロンソの「世界3大レース制覇の夢」への橋渡しと考えられる。(Photo=McLaren)
マクラーレンは、ホンダのパワーユニットの交換ペナルティーでフェルナンド・アロンソ(写真後ろ)18番グリッド、ストフェル・バンドールン(同前)は19番グリッド。しかしアロンソは予選Q1で最速タイムから遅れること0.192秒の5番手につけており、マシンのパフォーマンスには満足していた。レースではアロンソがポイント圏最後の10位フィニッシュ、バンドールンは12位完走。なおマクラーレンは、アロンソが2018年のデイトナ24時間レースに初挑戦することを発表した。今年のインディアナポリス500に続く、アロンソの「世界3大レース制覇の夢」への橋渡しと考えられる。(Photo=McLaren)拡大

新王者ハミルトンの強さ

今季18戦して9勝、ポールポジション11回と圧倒的な強さを発揮して頂点に上り詰めたハミルトン。その戦いぶりに少なからず影響を与えていたのが、過去3年間続いたニコ・ロズベルグとの同門対決がなくなったことだ。同じチームに最大のライバルがいるという緊迫感から解放されたハミルトンは、より一層メルセデスの中に溶け込むことができるようになった。

さらにチームメイトにボッタスを迎えたことも大きかった。ウィリアムズからチャンピオンチームに抜てきされたフィンランド人ドライバーは落ち着いた物腰で、2人は友好的な、そしてチームをよく知る先輩格のハミルトンには優位な関係を築いていった。

こうしたハミルトンにとって最適化された環境で、フェラーリとベッテルという「外敵」の挑戦を受けてきた。シーズン後半の敵陣営の相次ぐ取りこぼしがなければより激しい頂上決戦へともつれ込んだはずだが、接戦になればなるほどメルセデスはチームとして力を結集することになり、ハミルトンはその中核をなすドライバーとして戦うことになった。

メキシコでも見られたように、シルバーアローのマシンにはウイークポイントもあったが、今年のメルセデス&ハミルトンのタイトルは「チームの総合力」があってこそ成し得たもの。彼のチームに対する感謝の言葉に偽りはないはずである。

2017年シーズンも2戦を残すのみ。次のブラジルGP決勝は11月12日に行われる。

(文=bg)

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