新型「メルセデス・ベンツEクラス カブリオレ」が日本上陸
2018.01.19
自動車ニュース
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メルセデス・ベンツ日本は2018年1月19日、新型「メルセデス・ベンツEクラス カブリオレ」を発表し、同日、注文受け付けを開始した。納車は同年3月ごろを予定している。
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2017年3月のジュネーブ国際モーターショーでデビューした、メルセデスの4シーターオープン「Eクラス カブリオレ」の新型が、日本に導入された。「セダン/ステーションワゴン/クーペ」といった、他の「Eクラス」ファミリーと同様に、スタイリッシュなデザインと先進のテクノロジーを備えているのが特徴だ。
エクステリアについては、ソフトトップを閉じたときのクーペのようなスタイリングと、開いたときの伸びやかなプロポーションの美しさがセリングポイント。そのソフトトップは、3層構造のアウターそれぞれに遮音性や耐候性に優れた素材を採用するなどして、室内の高い静粛性を実現。開閉に要する時間はそれぞれ約20秒で、約50km/hまでの速度であれば、走行中でも操作することができる。フロントウィンドウ上部のウインドディフレクターとドラフトストップからなる「エアキャップ」も備わっており、オープンドライブ時に空気の流れを上方に跳ね上げるとともに、後方から室内への風の巻き込みを低減。さらに、フロントシートには温風で首元を暖める「エアスカーフ」も装備する。
従来型よりもボディーサイズを拡大したことで室内の快適性が向上しており、後席のレッグルームが44mm、後席のショルダールームが14mm、それぞれ広くなっている。このほか、2つの12.3インチディスプレイを並べた「コックピットディスプレイ」やタービン型のエアアウトレット、タッチコントロール機能を備えたステアリングスイッチなど、他のEクラスファミリーに準じた装備となっている。
運転支援装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロールの「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」やステアリング操作を支援する「アクティブステアリングアシスト」、高速道路を走行中にウインカー操作だけで自動で車線変更を行う「アクティブレーンチェンジングアシスト」など、こちらも他のEクラスファミリーと同等のものを備えている。
パワーユニットについては、「E200カブリオレ」と「E200カブリオレ スポーツ」には最高出力184ps、最大トルク300Nmの2リッター直4ターボエンジンを、「E400 4MATICカブリオレ スポーツ」には同333ps、同480Nmの3リッターV6ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは全車が9段AT、駆動方式はE200カブリオレとE200カブリオレ スポーツがFR、E400 4MATICカブリオレ スポーツが4WDとなる。
価格は以下の通り。
- E200カブリオレ:735万円
- E200カブリオレ スポーツ:804万円
- E400 4MATICカブリオレ スポーツ:1113万円
発表会に合わせて、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎代表取締役社長兼CEOが、2017年の販売状況と2018年の目標を説明。日本における2017年の販売台数は、メルセデス・ベンツが6万8215台、スマートが4638台で、それぞれ前年比で1.2%、2.9%の伸びを見せ、5年連続で過去最高の販売台数を記録するとともに、3年連続で輸入車ブランド販売台数でトップの座についたと胸を張った。
一方、2018年の目標は「販売台数の前年超え」と「お客さま満足度の向上」を掲げた。前者については、1月11日に導入した「メルセデス・ベンツGLC/GLCクーペ」の新グレードやこの日に発表したEクラス カブリオレに加えて、2月に導入予定の「Vクラス」のニューモデル、現在開催中の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で公開された新型「Gクラス」や「CLS」など、10車種以上を年内に導入し、新車効果で達成を狙うと語った。
(webCG)
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