史上最強のCクラス 「ブラックシリーズ」登場

2011.07.25 自動車ニュース

独ダイムラー、「メルセデス・ベンツC63 AMG クーペ ブラックシリーズ」を発表

独ダイムラーは、「メルセデス・ベンツCクラス クーペ」の高性能バージョン「C63 AMG クーペ ブラックシリーズ」を、2012年1月に欧州で発売すると発表した。

■Cクラス史上、最もパワフル

独ダイムラーは、「メルセデス・ベンツCクラス クーペ」の高性能モデル「C63 AMG クーペ」をベースに、さらなるチューニングを施したホットモデル「C63 AMG クーペ ブラックシリーズ」を開発。2012年1月から順次市場に投入すると発表した。

「C63 AMG クーペ ブラックシリーズ」は、メルセデスAMGが2006年より展開している「ブラックシリーズ」の最新モデル。「ドライビングパフォーマンス」をコンセプトに掲げる同シリーズは、これまで「SLK55 AMG」「CLK63 AMG」「SL65 AMG」など、スペシャルティ色の強いモデルに設定されてきた。今回もCクラス セダンではなく、2ドアモデルのCクラス クーペが素材に選ばれた。

「Cクラス史上、最もパワフル」とうたわれる同モデルのエンジンルームには、6.2リッターV8 自然吸気の「M156」をベースにチューニングが施されたスペシャルユニットが収まる。ベースユニットとの違いは、「SLS AMG」と共通の鍛造ピストン、鍛造コネクティングロッド、軽量設計のクランクシャフトなど。また、トランスミッション(AMGスピードシフト MCT-7)のオイルクーラーも表面積が1.5倍の専用タイプとされるなど、パワーアップに応じて冷却性能が高められている。

最高出力517hp、最大トルク63.2kgmというスペックは、標準のC63 AMG クーペより60hp、2.0kgmアップしている。0-100km/h加速は4.2秒、NEDCモードの燃費は8.2km/リッターと公表される。

■足まわりもしっかりチューン

足まわりには、新たに設計された調整機能をもつAMGスポーツサスペンションを採用、前後トレッドはそれぞれ40mm、79mm拡大されている。スタビライザーも変更され、タイヤは前255/35R19、後285/30R19が装着される。これらチューニングによりグリップ力の向上やロール軽減が図られ、より優れたダイナミクス性能を実現するという。

リアデフには、電子制御式デファレンシャルロック機能が備わり、横滑り防止装置のESPには「ON」「OFF」のほか「スポーツハンドリングモード」が備わるなど、電子デバイスにも手が入れられている。ブレーキシステムは、フロントが390mm×36mmディスクに6ポッドキャリパーが、リアは360mm×26mmディスクに4ポッドキャリパーが組み合わされ、制動性能の向上が図られている。

エクステリアでは、フロントグリルやフロントバンパー、ボンネット(アルミ製)、前後フェンダー、サイドスカートなどが専用品となる。さらにオプションで、専用設計のダンロップタイヤや、サーキット走行用に冷却性能の向上が図られる「AMGトラックパッケージ」、カーボン製のエアロパーツや可変タイプのリアウイングがセットになった「AMGエアロダイナミクスパッケージ」などが用意される。

インテリアには、ナッパレザーとマイクロファイバー素材が組み合わされアルミ製のシフトパドルを備えた「AMGパフォーマンスステアリングホイール」や赤いシートベルト、赤ステッチ入りのレザーシート表皮や内装トリムなどが備わる。

ドイツでの車両価格(19%の付加価値税込み)は、11万5430ユーロ(約1300万円)からとなっている。

(webCG 曽宮)

「メルセデス・ベンツC63 AMG クーペ ブラックシリーズ」
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