フェラーリ、往年のレーシングカーを思わせる「モンツァSP1/SP2」を発表

2018.09.19 自動車ニュース webCG 編集部
「フェラーリ・モンツァSP1」(右)と「SP2」(左)。
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伊フェラーリは2018年9月18日(現地時間)、新型「フェラーリ・モンツァSP1」および「SP2」をマラネロで発表した。

 
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クラシカルな造形と最新のスポーツカー技術が融合

モンツァSP1/SP2は、フェラーリが新たに「Icona(イーコナ)」とネーミングしたジャンルに属する限定モデルである。1950年代のレーシングカーをほうふつとさせるスタイリングと最先端のスポーツカー技術を併せ持つ点が特徴で、往年のレーシングカー「750モンツァ」「850モンツァ」などを思い出させるネーミングに加え、1948年に登場した「166MM」を想起させる要素が盛り込まれているという。

ルーフもウインドスクリーンもないボディーはいずれも軽量なカーボンファイバー製で、SP1では1500kg、SP2では1520kgに重量を軽減(いずれも乾燥重量)。最高出力810ps、最大トルク718Nmを発生する6.5リッターV12エンジンとの組み合わせにより、「バルケッタ史上最高のパワーウェイトレシオ」を実現しているという。動力性能については、0-100km/h加速が2.9秒、0-200km/h加速が7.9秒、最高速は300km/h以上。ロール感のないスポーツカーならではのピュアなハンドリング特性も、特徴として挙げられている。

また必要最小限の、ドライバーの周囲を包み込むように開口部の開けられたコックピットまわりもすべてカーボンファイバーとなっており、上向きに開くコンパクトなドアとの組み合わせでスポーティーかつインパクトあるデザインに仕立てられている。乗車定員はSP1が1人、SP2が2人となっている。

(webCG)

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