日産がフォーミュラEへの参戦体制を発表
2018.11.30 自動車ニュース![]() |
日産自動車は2018年11月30日、同年12月に開幕するABB FIAフォーミュラE選手権第5シーズン(2018~19年シーズン)への参戦体制を発表した。
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ブエミとコンビを組むドライバーが決定
フォーミュラEは2014年にスタートした電気自動車によるフォーミュラカーレースであり、第5シーズンは4大陸12都市で、全13戦が行われる。日産はこのレースに、日本の自動車メーカーとして初めて参戦する。
参戦に際しては、かつてルノーとともに同レースを戦い、過去に3年連続でチームタイトルを獲得してきたフランスのレーシングチームe.damsとパートナーシップを締結。今日に至るまで、新開発のマシンによるテストを重ねてきた。
ドライバーに関しては、2018年9月にセバスチャン・ブエミとアレックス・アルボンの起用が発表されていたが、その後アルボンがトロロッソ・ホンダからF1デビューすることが決定。アルボンに代わるドライバーが誰になるか、注目を集めていた。
今回の記者会見では、2015~2016年シーズンのドライバーズチャンピオンであり、これまで4シーズンにわたりe.damsで戦ってきたブエミに加え、26歳のイギリス人レーサー、オリバー・ローランドをドライバーとして起用すること、SUPER GTや全日本F3選手権などで活躍している高星明誠をリザーブドライバー兼テストドライバーに、日産GTアカデミー出身で、日産のSUPER GTドライバーとして活躍するヤン・マーデンボローを公式シミュレータードライバーとして起用することが発表された。
すでに第5シーズンの開幕へ向けたプレシーズンテストなどはすべて終了しており、ブエミとローランドは12月15日にサウジアラビアのリヤドで開催される開幕戦に臨むこととなる。
(webCG)