【デトロイトショー2019】トヨタが新型「スープラ」を世界初公開

2019.01.14 自動車ニュース
新型「トヨタ・スープラ」
新型「トヨタ・スープラ」拡大

トヨタ自動車は2019年1月14日、米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー、開催期間:2019年1月27日まで)において、新型「スープラ」を世界初公開した。

 
【デトロイトショー2019】トヨタが新型「スープラ」を世界初公開の画像拡大
 
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先代にあたる4代目「スープラ」(左)と新型スープラ(右)。
先代にあたる4代目「スープラ」(左)と新型スープラ(右)。拡大

5代目「スープラ」はGRシリーズ初のグローバルモデル

トヨタのスポーツクーペであるスープラが17年ぶりに復活する。1978年に登場した初代スープラ(日本では「セリカXX(ダブルエックス)」として販売)から数えて5代目となる新型は、直列6気筒エンジンにこだわるFRスポーツという伝統を受け継ぎながら、TOYOTA GAZOO Racingが展開する「GR」シリーズ初のグローバルモデルとして、世に送り出されることになった。

新型スープラは、オープンカーとクーペという違いはあるものの、2018年9月にデビューした新型「BMW Z4」と基本設計を共有するのはご存じのとおり。Z4同様、2人乗りとすることで同社の「86」よりも100mm短い2470mmのホイールベースを実現するなど、ピュアスポーツカーとしての性格を強めたのが特徴だ。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4380×1865×1290mm(全高は「RZ」のみ1295mm)と比較的コンパクト。「Condensed Extreme L6 FR "TOYOTA" Sports」というコンセプトのもとに開発されたデザインは、直列6気筒エンジンを縦置きするロングノーズと短いキャビンの組み合わせ、フェンダーにまで回り込む“クラムシェル”タイプのボンネットなどが従来のスープラと異なるイメージを生む一方、「トヨタ2000GT」をほうふつとさせる“ダブルバブルルーフ”やヘッドライトを車両内側に寄せたフロントマスクなどに、トヨタのスポーツカーの伝統が息づいている。インテリアは、ドライバーを包み込むタイトなコックピットレイアウトを採用。液晶モニター式のメーターパネルやシフトバイワイヤ式のシフトレバーなどにより、現代的なデザインに仕上げられている。

パワフルな直6に加え 直4もラインナップ

86の約2.5倍のボディー剛性を実現したという新型スープラでは、ボディーにアルミニウムとスチールを用いた軽量構造を採用。サスペンションは、前がダブルジョイントスプリングストラット、後ろがマルチリンク式で、一部グレードには電子制御可変ダンパーを搭載するアダプティブバリアブルサスペンションを用意する。前述のとおり、ホイールベースは2470mmと短く、前1594/後1589mmというトレッドとの比率は1.55と小さい。「他の量産スポーツカーと比較してもトップレベルの小さい数値を達成しており、優れた回頭性に寄与」(プレスリリースより)。電子制御多板クラッチを用いたリアディファレンシャルの採用や、50:50という良好な前後重量バランスも見逃せない。

エンジンのラインナップはZ4と同様、スープラの伝統である直列6気筒エンジンに加えて、出力の異なる2つの直列4気筒エンジンを用意。トップグレードの「RZ」に搭載される3リッター直6ツインスクロールターボは、最高出力340ps(250kW)/5000-6500rpm、最大トルク500Nm(51.0kgm)/1600-4500rpmを発生する。一方、2リッター直4ツインスクロールターボは「SZ-R」用が258ps(190kW)/5000-6500rpm、400kW(40.8kgm)/1550-4400rpm、「SZ」用が197ps(145kW)/4500-6500rpm、320Nm(32.6kgm)/1450-4200rpm。いずれもZ4用と同じスペックとなっている。組み合わされるトランスミッションはいずれも8段ATである。

新型スープラの日本発売は、2019年春ごろの予定だ。

(文=生方 聡/写真=荒川正幸)

◆新型「トヨタ・スープラ」の詳細な写真はこちら(その1その2

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