『CG classic』Vol.02発売!
2019.02.28 From Our Staff![]() |
『CG classic』Vol.02発売!
ヒストリックカーの魅力に正面から向き合った渾身(こんしん)の一冊『CG classic』Vol.02の巻頭特集は「4気筒ポルシェが吠えた時代。」。ドイツのポルシェミュージアムから飛来した「550スパイダー」と第2回日本グランプリを制した「904カレラGTS」の、超豪華2台をリポートします。(カーグラフィック編集部)
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『CG classic』Vol.02
発行:株式会社カーグラフィック
定価:2000円+税
A4変形/平とじ/132ページ
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『CG classic』という誌名をご存じだろうか?
株式会社カーグラフィックから出ているヒストリックカーのムック、いわば『CG』誌のクラシックカーバージョンで、現状、刊行は年1回。そのVol.02が2月26日、発売になった。Vol.01、つまり創刊号は1957年と61年の2台の「フェラーリ250GT」の記事がトップを飾っていたが、今号では1955年の550スパイダーと1964年の904カレラGTSという2台の4気筒レーシングポルシェのロードインプレッションとヒストリーを、16ページで取り上げている。
さらに、「A110」と「M63」から成るすこぶる歴史的価値の高いアルピーヌのサーキットをメインとした試乗、「MGB」「スパイダー デュエット」「フェアレディ2000」の3台による60年代のオープンスポーツ乗り比べ、さらにはアメリカンレーシングスピリット満載の「シェルビーGT350」をワインディングロードに駆り立てるなど、多彩な試乗記を掲載。
それに加えて、今年創立100年を迎えたシトロエンの歴史と魅力を探り、多作で知られるスタイリングデザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティの人物像に迫り、BMCミニと同時期に日本から登場した初代和製ミニ、「スズライトTL」の誕生秘話を取材。イタリアのルイジ・マカルーゾ・コレクションを訪ね、ヒストリックカーイベントのコッパ・ディ東京に出場するなど、読み物も豊富。
というわけで、1950~70年代のヒストリックカーに興味をお持ちの読者諸兄は、ぜひ『CG classic』を手に取ってみてください。
(CG classic編集長 吉田 匠)