パワーユニットを刷新した「フィアット500X」が日本デビュー
2019.05.10 自動車ニュース![]() |
FCAジャパンは2019年5月10日、東京・港区の複合施設「TABLOID」においてコンパクトカー「フィアット500X」のマイナーチェンジモデルを発表した。
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発表会のステージでは、FCAジャパンのマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセ氏によるフィアットブランドのコンセプト説明に続き、同社広報部長の清水良子氏が販売実績やディーラーネットワークなどを紹介。最後にフィアットブランドのプロダクトマネージャー生野逸臣氏が登壇し、「新しい500Xは、前後を中心にエクステリアデザインを刷新するとともに、新世代エンジンを搭載して大幅なアップデートを実施しました」と最新版の特徴を述べた。
生野氏は「より力強さを感じる精悍(せいかん)なフロントデザインを採用しました。ヘッドライトは従来のバイキセノン式からLED式に変更。上下に分かれた特徴的なデザインのポジションライトは『500』のロゴデザインがモチーフになっています」と解説。リアコンビネーションライトも「最新の500と同様にドーナツ型のテールライトとし、さらに上下に分割。こちらも同様にロゴをモチーフにしたデザインとしました」と紹介した。
引き続き採用される、ボディーカラーと同色のインストゥルメントパネルは、デザイン志向が強いユーザーのニーズを反映したものだという。「お客さまはボディーカラーにもこだわりをもって慎重に選ばれるので、その色が外からだけでなく運転の際にも見られるようにという配慮」であると生野氏は言う。ユーザーが、500Xのデザインとカラーリングに魅力を感じていることを説明した。
パワートレインに関しては「一番大きな改善が新開発の1.3リッター直4ターボエンジンの搭載です。従来型のエンジンは1.4リッターだったので排気量は少し小さくなりましたが、燃焼室形状の最適化やフィアット独自のテクノロジーであるマルチエアの進化により燃費やパワー、トルクも向上(最高出力151ps、最大トルク270Nm)しています。ノイズや振動にも配慮し、アイドリングストップでエンジンが再始動する際にクルマの揺れなどはほとんどなく、大幅な進化を感じます」と自信をのぞかせた。燃費は約10%向上しているという。
今回導入されたのは、1.3リッター直4ターボエンジンに6段AT(DCT)を組み合わせたFF車で、エントリーグレード(受注生産)の「500X」と、前述の自動ハイビーム機構付きLEDヘッドライトやACC、ブラインドスポットモニター、フロントパーキングセンサーなどを装備した「500Xクロス」をラインナップ。前席シートヒーターやデュアルゾーン式フルオートエアコン、Apple CarPlay/Android Auto対応7インチタッチパネルモニター付きインフォテインメントシステム「Uconnect」は、両グレードに共通する装備となっている。
価格は500Xが298万円、500Xクロスが334万円。
(webCG)
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